橋下徹氏　ガーシー容疑者の逮捕に「国会議員の身分は安易に多数決で奪うべきではないと思いますが…」

橋下徹氏
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　元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏（53）が5日、フジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。インターネットの動画投稿サイトで俳優の綾野剛（41）らを脅迫したなどとして、警視庁が暴力行為法違反（常習的脅迫）などの疑いで逮捕状を取った元参院議員のガーシー（本名・東谷義和）容疑者（51）＝住所不詳＝が4日夕、滞在先のアラブ首長国連邦（UAE）から帰国、逮捕されたことに言及した。

　降り立った成田空港で逮捕状が執行された。昨年2月に出国して以来、帰国は473日ぶりとみられる。「一生帰国しない」と宣言していたが事実上の強制送還だったとされる。

　MCの谷原章介が「容疑となっている常習的脅迫、これはどういう重さの罪になるんでしょうか？」と聞くと、橋下氏は「通常の脅迫よりも特別法で罪が重くなるんですけれども、東谷容疑者の配信を見る限りは、僕の印象では名誉棄損、脅迫、常習性があると思いますね。ただ、僕は東谷容疑者が参議院で議員除名させましたが、国会議員の身分は安易に多数決で奪うべきではないと思います。ただ、今回の東谷容疑者の行為は刑法に触れると思いますから、しっかり罪を受けて、これから裁判が始まりますけれども、刑が確定すればきちっと償ってもらいたいと思います」と自身の考えを述べた。