高岡達之氏 国会議員の不逮捕特権再考を訴え ガーシー容疑者に「逃げることに利用されただけ」

[ 2023年6月5日 15:29 ]

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 読売テレビ高岡達之解説委員長が5日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に生出演し、インターネットの動画投稿サイトで俳優の綾野剛(41)らを脅迫したなどとして、元参院議員のガーシー(本名・東谷義和)容疑者(51)=住所不詳=が暴力行為法違反(常習的脅迫)などの疑いで逮捕された事件についてコメントした。

 ガーシー容疑者は昨年の参院選に当選したが、一度も登院することなく除名処分に。その直後に警視庁から逮捕状、さらに外務省からはパスポート返納命令を受けながらもドバイ滞在を続け、ようやく今月4日に帰国。成田空港で逮捕された。

 一方で、政治家女子48党(旧NHK党)前党首の立花孝志氏は4日に会見。「積極的に再度、国会議員に挑戦してもらいたい」と、ガーシー容疑者の再出馬を期待した。ガーシー容疑者は仮に有罪になった場合にも、実刑判決を受けて収監中でなければ、立候補することができる。

 この発言に、高岡氏は「立花さんの発言を受け止めてもらいたいのは、国会議員です」と指摘した。「逮捕が長引いた一つの理由は不逮捕特権、国会議員の地位は重いということを国会議員たちはずっと言い続けた。それは、そうです」。議員の立場が重いことは承知の上で、「その前提として、どうして不逮捕特権が設けられているのか?もっと現職の国会議員が公的立場で訴えるべきなんですよ」と主張した。

 今回の事件について、高岡氏は「自分の犯罪の嫌疑から逃げていることに利用されただけに終わりました。警察も逮捕許諾請求に踏み込みませんでした」と、不逮捕特権を悪用されたとの認識を示した。その上で、「そんなことを認めたから、(選挙に)出るなんて話になるわけですよ。身分、立場は別として、嫌疑がかけられているんだったら、例外はないということを変えられるのも、国会議員だけなんです。おやりになりますか?」と、法改正の必要性を強い口調で訴えた。

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