八代英輝弁護士　ガーシー容疑者の逮捕に「常習的な脅迫というものを加えたことに検察の本気を感じた」

八代英輝弁護士
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　弁護士の八代英輝氏（58）が5日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび！」（月～金曜前10・25）に出演。インターネットの動画投稿サイトで俳優の綾野剛（41）らを脅迫したなどとして、警視庁が暴力行為法違反（常習的脅迫）などの疑いで逮捕状を取った元参院議員のガーシー（本名・東谷義和）容疑者（51）＝住所不詳＝が4日夕、滞在先のアラブ首長国連邦（UAE）から帰国、逮捕されたことに言及した。

　降り立った成田空港で逮捕状が執行された。昨年2月に出国して以来、帰国は473日ぶりとみられる。「一生帰国しない」と宣言していたが事実上、強制送還されたとされる。

　八代氏は「今回、常習的な脅迫というものを加えたことに検察の本気を感じました。おそらく検察から警察に指示があって常習的脅迫での捜査があったと思う」とし、「通常脅迫罪は5年以下の懲役に問われる悪質なもので、YouTubeで得るなどした収益は犯罪収益として差し押さえることが可能となります」と指摘。「それで関係先への捜索というものが可能になってきた。ですから容疑者が泣いていたという母親への捜索差し押さえであったり、そういう捜索差し押さえを関係先に行うことによって本人にプレッシャーをかけることができる。そこに1つ今回の検察、警察の本気度を私は感じます」と話した。