橋下徹氏　ガーシー容疑者逮捕受けYouTubeの規制強化を期待「野放しにする立場じゃない」

橋下徹氏
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　元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏（53）が5日、フジテレビ系「Live　News　イット！」（月～金曜後3・45）に生出演し、インターネットの動画投稿サイトで俳優の綾野剛（41）らを脅迫したなどとして、暴力行為法違反（常習的脅迫）などの疑いで元参院議員のガーシー（本名・東谷義和）容疑者（51）＝住所不詳＝が逮捕された事件についてコメントした。

　ガーシー容疑者は4日、滞在先のアラブ首長国連邦（UAE）ドバイから成田空港着の航空機で帰国、警視庁に逮捕された。番組では、ガーシー容疑者の国際手配が“青手配”からより拘束力の強い“赤手配”になっていたことなどを解説した。

　橋下氏は「警視庁はよく頑張ったなと思います」と、捜査員の執念が逮捕に結びついたことを称賛。ガーシー容疑者に対しては、「刑法上は明らかに脅迫に当たる。名誉毀損（きそん）に当たると思うんですよ。だから刑事裁判で刑を確定して、刑に服して欲しい」と希望した。

　一方で今回、誹謗（ひぼう）中傷の舞台になったYouTubeには、ルール変更を求めた。「YouTube、もっと考えてよ」と声を上げ、既にYouTubeが影響力のある媒体になったことを指摘。「僕らは地上波の放送をやる時には言いたいことを言わせてもらってますけど、一定のルールの下にやっているじゃないですか？YouTubeは影響力のある、放送のプラットフォームなんですから、こういう配信を野放しにするのは、これはYouTubeもそういう立場じゃないと思います」。さらに「地上波のルールまではいかなくても、僕らが意識するようなルールは、配信者にも求めていくべきだと思いますね。自主規制でね」と付け加えた。