藤井王将と同学年・高田四段 王将戦2次予選初進出 兄弟子・山崎八段に勝利

[ 2023年5月19日 12:19 ]

高田明浩四段
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 本社主催・第73期ALSOK杯王将戦1次予選が18日、大阪・関西将棋会館であり、高田明浩四段(20)が山崎隆之八段(42)に125手で勝利した。両者は歴代最多13人の棋士を擁する森信雄一門の兄弟弟子。公式戦初対戦で兄弟子から勝利した高田が第7ブロックを制し、1次予選決勝で敗退した前期を上回る2次予選へ初進出した。

 高田は02年、岐阜県各務原市出身の20歳。藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋王、棋聖を含む6冠=と同学年で、小学時代は同じ研究会に所属した。21年3月に四段昇段を決めた際は「まずは藤井先生と対局できるところまでいくのが目標です」と話したホープだ。

 戦型は先手高田の相掛かりへ進み、山崎が60手目△8七同飛成と飛車を銀と差し違える強手。以降、2枚飛車を縦横に活用した高田が、リードを着実に広げて押し切った。

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