「らんまん」万太郎、ジョン万次郎&牡丹がつなぐ“必然の出会い”ネット胸熱「まさか」寿恵子の“旅”鼓舞

[ 2023年5月19日 08:15 ]

連続テレビ小説「らんまん」第35話。出会うべくして出会った万太郎(神木隆之介・右)と田邊(要潤)(C)NHK
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 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は19日、第35話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第35話は、東京大学植物学教室に通うことになった万太郎(神木隆之介)は、学生たちの前で植物標本を制作。手際のよさと植物の知識の深さに、皆は驚くばかりだった。さらに、万太郎はボタンの花を描き始め、その巧みさに大窪(今野浩喜)たちは衝撃を受ける。田邊(要潤)はさらに万太郎を気に入り、徳永(田中哲司)の不満は増すばかり。帰り道、万太郎はボタンの絵を手に寿恵子(浜辺美波)の元へと向かう…という展開。

 田邊は万太郎の植物画を目にし「しかし、土佐の人にはいつも驚かされるな」。田邊が米留学前、英語を教わったのがジョン万次郎(宇崎竜童)だった。植物学の道へ進みたい万太郎の背中を押した恩人。田邊は「君と私は、つながるべくしてつながったのかもしれないな」――。

 そして、万太郎から絵をもらった寿恵子は「牡丹を授けられた者は、見知らぬ旅に出るんです。例え話です」。叔母・みえ(宮澤エマ)から誘われた鹿鳴館、ダンスの話を思い浮かべた。万太郎は「寿恵子さんの旅が何かは知りませんけんど、たとえどんなことでも、やってみたいことはやるべきです。どんなわしは、応援しますき」と語った。

 SNS上には「まさかのジョン万次郎先生とつながるとは!人生に無駄なし!」「様々な出会いが偶然よりも運命だと感じられる」「中濱万次郎さんに導かれて会うべくして会った田邉教授と万次郎。尊い」「ジョン万次郎がつなぐ田邊教授との縁、ボタンでつながる寿恵子との縁。嫉妬を隠せない助教と今野」「まさか万太郎が寿恵子の背中を押すとは」「万太郎の推し(田邊教授)語りに反応する寿恵子さん、オタクとオタクの響き合いはいいな。牡丹の花、里見八犬伝、八犬士の牡丹のアザですね。見知らぬ旅に導かれ、運命の出会いを果たす!」「八犬伝が寿恵子のキャラ立てだけでなくて、万太郎にも寿恵子にも、あるいは田邊教授や他の学生にも掛かってくるのが面白い」などの声が続出。反響を呼んだ。

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