長嶋一茂 大谷翔平の10号弾に「外角の抜けた球を右翼に本塁打…凄い難しい技術だと思う。もはや凄い域」

[ 2023年5月19日 08:30 ]

長嶋一茂
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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(57)が19日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。エンゼルスの大谷翔平投手(28)が18日(日本時間19日)、敵地・ボルチモアでのオリオールズ戦に「3番・DH」で出場し、3年連続5度目の2桁本塁打となる今季10号先制ソロを放ったことについてコメントした。

 初回2死、カウント0-1からオリオールズ先発・ウェルズの投じた高めチェンジアップを強振。打球は高い放物線を描き右翼席へと届く、先制の10号ソロとなった。打球速度100・3マイル(約161・4キロ)、飛距離378フィート(約115・2メートル)、角度32度の豪快な一撃。3年連続で、松井秀喜以来となる5度目の2桁本塁打に到達した。さらに同点の8回2死満塁からは一塁内野安打で勝ち越し点を叩き出した。

 一茂は、10号アーチのVTRを見て「これは普通の打者であれば、外角のしかも抜けた球だから右翼に本塁打するって凄い難しい技術だと思う。これが左中間とか左翼の方というんだったらいるでしょうけど、この球とこの球種で右翼に高く打球を上げられるのは相当調子がいいんだなと」と感嘆。

 「大谷選手は状況によって打撃を変えることは皆さんご存じじゃないですか。例えば走者がいる時とかいない時とか。イニングによっても変えるしカウントによっても変える。カウントが苦しくなると、もう本塁打は狙わない。安打狙い。ここは何を狙ったか正直分かんないけど、何となく本塁打を狙っているようなスイングには僕は見えない」と言い、「強引に本塁打狙って左中間なり右中間っていうんだったら、もしかしてボテボテのゴロだったかも分かんないけど、安打を打つ感じでいった延長が本塁打になっちゃったというふうに見えるので、もはや凄い域だなって。何度見ても難しい球、これを本塁打するのは」と驚いていた。

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