新棋戦の早指し戦「達人戦立川立飛杯」創設 50歳以上の現役棋士54人が参加 優勝賞金は“車1台分”

[ 2023年5月19日 16:40 ]

達人戦開催を発表した日本将棋連盟・佐藤康光会長(左)と特別協賛・立飛ホールディングスの村山正道社長(撮影・我満 晴朗)
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 日本将棋連盟は19日、新棋戦の早指し戦「達人戦立川立飛杯」創設を発表した。4月1日付で50歳以上の現役棋士54人が参加するトーナメント大会。予選開始は6月で、11日24、25日に東京都立川市のステージガーデン立川で公開対局の本戦を行い、優勝者を決める。

 予選はチェスクロック計測の各1時間持ち(切れたら1分)。予選通過の4人と、永世資格を持つ4人(谷川浩司17世名人、羽生善治九段、佐藤康光九段、森内俊之九段)のシード組の計8人で行う準々決勝以降(本戦)は各30分(切れたら30秒)となる。
 シード棋士でもある佐藤会長は「オールドファンにとってはドリームアゲイン。名場面を多くの皆さまにご覧いただきたい。新しいファンにも将棋の魅力を伝えたい」とコンセプトを説明。プレーヤーとしては「せっかくの機会なので優勝を目指して頑張りたい」と意欲を示した。
 優勝賞金は非公開だが、佐藤会長によると「協賛のトヨタS&D西東京が販売している一部の車が買えると思います」とのことだった。

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