黒島結菜 朝ドラ主演後初舞台 「意外に成長したのかな」
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【牧 元一の孤人焦点】俳優の黒島結菜(26)が6月3日から東京・本多劇場で上演される舞台「カモメよ、そこから銀座は見えるか?」(作・演出、岩松了)に主演する。舞台出演は同じ岩松作品の「少女ミウ」(2017年)以来6年ぶり。昨年のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」でヒロインを務めるなど、キャリアを重ねた上での芝居となる。開幕に向けて稽古に励む現在の心境を聞いた。
──なぜ今回の舞台出演に至ったのでしょうか?
「『少女ミウ』が終わってからずっと舞台をやりたいと思っていました。この6年間は途中にコロナ禍もあって舞台ができなかったので、今回、念願がかなった感じです。舞台は自分に合っていると思うので、これからも定期的にやっていきたいと思っています」
──6年ぶりということで、前回との違いを感じますか?
「意外に成長したのかな、と思います。前回は自分のやるべきことに必死で、人とのコミュニケーションがあまりうまく取れていませんでした。今回は気持ちに余裕が生まれて全体を見られるようになって、稽古でも、演出する岩松さんの表情をちゃんと見られたり、相手のお芝居を受けて自分がしっかりと反応できたり、前回よりも楽しんでできている気がします」
──主演のプレッシャーは感じていますか?
「いま質問されてハッとしました(笑)。自分が主演という感じがあまりしないです。安心してお芝居に臨める方々と一緒にいることもありますし、私自身もいろいろ経験して来て人とコミュニケーションを取るのが苦手ではなくなったこともあると思います」
──朝ドラのヒロインとして半年以上にわたる収録で座長を務めてきた経験が大きいのではないでしょうか?
「それはあります。朝ドラでは現場に行くと、いつも自分が真ん中にいなければいけませんでした。最初の頃は、自分には無理かと思っていましたが、スタッフのみなさんに良い雰囲気を作ってもらって、ヒロイン・暢子の明るいキャラクターのおかげもあって人と話す時も緊張しなくなりました。あれから周りの人たちと気楽にコミュニケーションを取れるようになりました」
──今回の舞台で演じる「イズミ」はどんな人物ですか?
「最初に岩松さんの脚本を読んだ時は、ピュアな印象がありました。純粋に兄のことが好きで、自分たちの家族関係を壊した、父の愛人に怒りの感情を抱いている人…。でも、稽古をしていると、人の顔色をうかがったり探ったり試したりして、ねっとりした人だと思うようになりました」
──難しい役ですか?
「とても複雑な人という気がします。ちょっと回りくどくて、ストレートに物を言わない。本心はあまり見せないけれど、ふとした瞬間に、それが本心だと思うような表情や言葉がある。相手によって態度が違うので、1人3役をやっているような気にもなります。態度の切り替えが難しいです」
──6年前には演じられなかったような役ですか?
「6年前でも頑張ってやったとは思いますが、今回とは全く違うでしょうね(笑)。ハードルが高いので、今でも必死ですが…」
──イズミの兄の「アキオ」を演じる井之脇海さんとは「ちむどんどん」やTBSドラマ「クロサギ」以来の共演となりますが、どんな印象を持っていますか?
「ここ3年くらい共演が続いていて、信頼感があります。隣にいてくれると、安心感があります。お芝居の前後に良い意味で甘えさせてれて、緊張をほぐしてくれます。私を和ませてくれる存在です」
──どんな役者だと感じていますか?
「いろんな役ができる役者さんという印象です。多くの作品に出ているので、井之脇さんはいったい何人いるんだろう?と思うこともあります(笑)。それでいて、そのキャラクターは井之脇さんにしか演じられないという魅力があります」
──今回の二人の芝居はどんなものになりそうですか?
「これまでとは全く違うものになると思います。以前は分かりやすく仲が悪かったり、対立したりする間柄でしたが、今回は仲の良いふりをしながらお互いに本音を見せないような複雑な間柄です。私たちのことをずっと見ていただいていた方々には、その違いを楽しんでいただきたいです」
──ご自身が今回の舞台で目指すことは何でしょうか?
「お客さんと気持ちの共有ができたらとてもうれしいです。この作品には6人のキャラクターが出てきます。お客さんには、そのうちの誰かに共感していただけると思います。私はいま稽古で、イズミに共感していただけるようなものを徐々に作っているところです」
──気持ちの共有というのは例えばアーティストのライブを見て感涙するような感じですか?
「そうかもしれないです。今年は1月から3月まで休みだったので、たくさんライブを見に行きました。その中で、心に響くライブがありました。思ったのは、自分の心に響くのは、必ずしも歌や演奏がうまいからではないということです。では、それはなぜかといえば、いまだに答えは分かっていません。それを知りたいと思います(笑)」
──気持ちの共有を実現する方法を稽古で模索している感じですか?
「今はイズミの感情、気持ちを本番に向けて作り上げて行っている段階です。最終的には、劇場に入って、そこの空気感を感じながら見つけていくことになるかもしれません。気持ちの共有を感じられる瞬間が少しでも本番であればいいな、と思います」
──最後に、ファンへのメッセージをお願いします。
「この6年間、私を応援してくださっている方々に、私がリアルに動くところ、お芝居をしているところをお見せする機会がありませんでした。今回の舞台で、みなさんと同じ時間を過ごして、楽しい時間にできたらいいな、と思っています。26歳になったので、ちょっと違う一面をお見せしたいです。そのために本番まで稽古を頑張ります」
◆牧 元一(まき・もとかず) 編集局総合コンテンツ部専門委員。テレビやラジオ、映画、音楽などを担当。
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