元警視庁刑事・吉川祐二氏 救急搬送された猿之助「警察としてもお体が一番」

[ 2023年5月19日 12:28 ]

フジテレビ社屋
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 元警視庁刑事で防犯コンサルタントの吉川祐二氏が19日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。歌舞伎役者・市川猿之助(47)が18日午前、救急搬送、両親が死亡したことについての今後の捜査の見通しを語った。

 猿之助は18日午前10時15分ごろ、東京都目黒区内の自宅で倒れている状態で発見された。病院に搬送されたが、命に別条はない。一方、同居する両親も倒れていた。発見時に母の喜熨斗(きのし)延子さん(75)は死亡した状態で、意識不明だった父で歌舞伎俳優の市川段四郎さん(76)も搬送先の病院で死亡が確認された。現場の状況から警視庁は猿之助が自殺を図ったとみており、両親の死亡の経緯を含めて調べている。

 番組では19日に両親の司法解剖が行われると伝えた。また、救急搬送された際に猿之助は意識はもうろうとした状態で、呼びかけには反応していたものの、受け答えはできない状態だったと報じた。

 吉川氏はこの状態について「いろいろなことが考えられます。これ一概には言えないんですけれども、例えば何かの形の異物を飲んでしまったということによって、意識がもうろうとすることはよくあることなんですが、薬を飲んでるとか、そういうことも影響があります」と解説。

 「ただ、今回、お父様とお母様の司法解剖が行われるということで、このお父様とお母様の死因と、猿之助さんのこのような状態、関連性というものも含めてですね、2人の司法解剖によって、少しでももうすぐに分かってくると思うんですね」としながらも、「ただ、警察としてもですね、猿之助さんのお体が一番なんですね。まず一番に考えた上で、今後。さらに猿之助さんからの話っていうものがこの解明に大きく影響することは間違いないことなんですね。ですから一時も早く欲しいところではあるんですけど、そのためには回復を待った状態でですね、事情聴取が行われていくものと思います」と語った。

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