舛添要一氏 支持率落ちても日韓関係修復に尽力の尹大統領に賛辞「今の尹政権の英断だと思う」

[ 2023年5月14日 16:04 ]

舛添要一氏
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 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(74)が14日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)にコメンテーターとして生出演し、韓国で支持率が低下している尹錫悦大統領の手腕について私見を語った。

 就任から1年を迎えた尹大統領は文在寅政権下で戦後最悪と言われるほど冷え込んだ日韓関係の改善に乗り出し、元徴用工問題などで解決策を提示。福島第1原発の処理水の海洋放出問題で、韓国では一貫して処理水を「汚染水」と呼び、福島県など8県の水産物輸入を禁止してきた。そんな中、番組では、韓国政府が汚染水の表記を処理水に変更することを検討していると伝えた。

 日米韓の戦略会議メンバーに入っている舛添氏はまず、「日韓関係があるから汚染水、処理水の違いがあるわけではない」と、単純な表現の違いではないこと説明した。汚染水から処理技術でトリチウム以外の核物質を除去したものが処理水だとし、海洋に放出される処理水は、「WHOが“飲んでいいよ”という水の基準の7倍もきつい基準なので、飲んだっていいというくらいのレベル」という。その上で「“日本が悪い”と言いたい人たちがいっぱいいるから、“汚染水、汚染水、汚染水”って(言う)」と、韓国の反日派の思惑を推測した。

 親日路線を進んだ結果、最新の世論調査では支持率35%と低迷する尹政権。舛添氏は「今の尹政権の英断だと思う。めちゃくちゃ支持率下がりますよ?“そんな日本の表現まで使って、あんた何やってるの?”って、今下がってる。だけど、そこまでやってでもやりたいということは、私は評価してもいいなと思っています」と、日韓関係の修復に力を注ぐ尹大統領に賛辞を送っていた。

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