浜田雅功が珍しく番組出演中に涙　名コンビ・笑福亭笑瓶さんとの懐かしいVTRに「あんなん見ると…」

ダウンタウンの浜田雅功
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　ダウンタウンの浜田雅功（59）が3日深夜放送の読売テレビ「浜ちゃんが！」で、今年2月に急性大動脈解離で亡くなった笑福亭笑瓶さん（享年66）について語る中で、涙を流すひと幕があった。

　同番組の前身番組「HAMASHO」で共演した笑瓶さんと浜田は、名コンビぶりを発揮。当時の蔵出し映像をオンエアし、故人をしのんだ。

　VTRでは、笑瓶さんが芸能界を目指して役者や歌手などの道を模索した最後に、鶴瓶さんに弟子入りした過去が明かされた。浜田が「兄やん、言うてきたけどオマエ…（お笑い界では）同期ちゃうか！」と疑った。結果は笑瓶さんが1981年9月に弟子入り、浜田が82年4月に吉本NSCに入学しており、ギリギリで先輩だと判明した笑瓶さんが胸をなで下ろした。

　浜田は映像を見終えて「最初は歌手やとかアイドル、役者…なれるわけないやん、あの顔面で！」と毒づいたが、「結果、お笑いに来て正解やったと思いますよ、ほんとに」と語った。

　「半年と言えども先輩は先輩なんで。先輩があそこまでいろいろ…。つっこんだり、殴ったり蹴ったり、何かでたたいたりとか、いろいろしたけど、ずっとそれを笑って受けてくれてたというのがねえ…一番ありがたかったですねえ」と振り返った後、浜田は声をつまらせ、歯を食いしばった。これまでの日々を振り返るように、うんうんとうなずいたまましばらくの沈黙。「あんなん見ると…」と目頭をぬぐい、「ありがとうございました、兄やん」と言葉を絞り出した。

　最後は、番組で制作した笑瓶さん主演の「チャンピオン」（アリス）のカラオケ映像を見ながら浜田が熱唱し、追悼した。