ジミー大西の後押しで…しずちゃん おのろけ初個展「ついつい旦那を描きたくなっちゃう」

[ 2023年5月4日 05:09 ]

初の個展「しずちゃんの、創造と破壊 展」にて新作「お鍋はおいしいね」について語るしずちゃん
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 独創的な絵画作品が注目されているお笑いコンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃんこと山崎静代(44)の初の個展が3日、東京・銀座三越で開幕した。展示された計107点の中には、昨年12月に結婚した俳優の佐藤達(48)をモチーフにした新作もあった。会場を訪れたしずちゃんは「ついつい旦那を描きたくなっちゃう」とノロけた。

 結婚後に描いた新作は4点。「お鍋はおいしいね」と題した作品は「旦那さんに似ている」という動物のカピバラを描き、その姿を映す水面に眼鏡をかけた佐藤を描いた。同作について「新婚で浮かれてるかもしれない」と照れ笑いを浮かべた。相方の山里亮太(46)とトークショーも開催。山里から「(新作で)旦那さん描こうと思ったんだ」と水を向けられると「テヘヘ」と声を出して、またもノロけた。

 幼少期から趣味で絵を描き、2007年から本格的に作品づくりを始めた。きっかけはNHKドキュメンタリー番組の企画で、自身の作品を人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の作者荒木飛呂彦氏(62)から「色彩がジョジョっぽいかもしれない」と褒められたこと。個展の開催は、画家として30年以上のキャリアを持つ先輩芸人ジミー大西(59)の後押しで実現したという。

 会場には、口紅を塗った自身の唇で魚の口を表現するなど、体の一部を“筆”にした意欲作「静魚殿」や、緑色の背景に緑色のカマキリを描いた「どっぺるげんがー」など独特な作品が並んだ。サイン会後、本紙の取材に応じたしずちゃんは「直接皆さんから感想を聞くことができてうれしかった」と笑顔。ファンの声に創作のヒントを得たようで「これからはどっぺるげんがーのように同じ色を使った作品を増やしてみようかな」と早くも新作のイメージを膨らませていた。(高原 俊太)

 ≪「あれれ?」抽選販売で121万円≫個展に展示された107点のうち10点の原画が抽選販売された。アクリル・キャンバス(45.5センチ×53センチ)に描いた「あれれ?」と題した作品の販売価格は121万円(税込み)。かたつむりの殻を背負い、右腕がカマキリ、左腕が木のように見える謎の生き物が描かれている。このほか「コンドル」「かえる」と題した作品も100万円近い価格だった。販売方法は抽選で、広報事務局は「複数の注文が入った」とした。

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