絶賛!戸塚純貴「そっくり」 ドラマでオードリー春日役 本人も興奮「若い頃の春日だ!」

[ 2023年5月4日 05:10 ]

「トゥース」を決める戸塚純貴
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 日本テレビのドラマ「だが、情熱はある」(日曜後10・30)でお笑いコンビ「オードリー」の春日俊彰(44)を演じている俳優の戸塚純貴(30)の演技に「本人にそっくり」と絶賛の声が上がっている。スポニチ本紙の取材に応じた戸塚は「どんどん春日さんが僕の体に入ってくる」と苦笑い。役にのめり込むあまり、日常生活が“春日化”していることを明かした。(望月 清香)

 オードリーのラジオ番組のファンだったという戸塚。春日をよく知っていたからこそ、オファーを受けたときの心境を「不安しかなかった」と明かした。それから、ラジオを聞き込み、DVDを何度も見て、その口調や声のトーンを徹底的に研究した。

 ドラマでは春日独特のしゃべり方や、誰に対しても敬語で話すところ、胸を張ってゆっくり動く様子を完全コピー。牛丼店のシーンでは無料の紅ショウガを大盛りにし、春日のドケチぶりを表現。視聴者からも「憑依(ひょうい)っぷりが凄い」などの声が上がっている。

 「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」をきっかけに芸能界入りした戸塚は、イケメンの登竜門・仮面ライダーシリーズの「仮面ライダーウィザード」に出演し知名度を広めた。大きな転機は、21年に木村拓哉主演のフジテレビ「教場2」への出演。クセのある訓練生を好演し、強烈な印象を残した。

 磨き上げてきた演技力で臨んだ今作。春日本人からも公認をもらっている。戸塚が撮影していた場所を、春日が偶然通りかかった。後日、春日はラジオで「“若い頃の春日だ!”って思った」と興奮気味に話した。「ご本人が面白がってくださっているのが凄く救い」と喜び、撮影への自信としている。

 役に没頭するあまり、日常生活でも“春日化”が進んでいる。「最近は一人称が(春日と同じで)“アタシ”になりますね。自然と敬語にもなってしまう。どんどん春日さんが僕の体に入ってきていて困ります」と話した。

 ドラマは、King&Princeの高橋海人(24)が演じる若林正恭(44)と、SixTONESの森本慎太郎(25)が演じる「南海キャンディーズ」の山里亮太(46)の半生を描く。現在演じているのは、オードリーの旧コンビ名「ナイスミドル」時代で、ショーパブで漫才をしても全くウケない毎日。「お芝居とはいえ笑われないのはつらい。海人と“早く売れたいな”って話しています」と、春日の気持ちになってこぼした。

 春日と言えば、体を張ったロケに体当たりする姿がおなじみ。「どんな役が来ても自分のものにする自信はあるので、なんでも来いという感じです」と戸塚。春日ばりのチャレンジ精神で俳優道をばく進していく覚悟だ。

 ◇戸塚 純貴(とづか・じゅんき)1992年(平4)7月22日生まれ、岩手県出身の30歳。10年にジュノン・スーパーボーイ・コンテストで「理想の恋人賞」を受賞し芸能界入り。テレビ朝日「仮面ライダーウィザード」(12年)、日本テレビ「親バカ青春白書」(20年)などに出演。3級自動車シャシ整備士の資格を持つ。1メートル72。血液型A。

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