菅原初代さん死去 能町みね子さんが追悼…訪問直前で経営パン店が閉店「ショックだった」

[ 2023年3月18日 16:21 ]

菅原初代さん(本人インスタグラムから)

 コラムニストの能町みね子さんが18日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(月曜前9・00)に生出演し、大食い番組で“魔女菅原”の愛称で活躍し、9日に死去した菅原初代さんを追悼した。

 テレビ東京「大食い王決定戦」の他、TBS「水曜日のダウンタウン」など、数々の番組で豪快な大食いを披露した菅原さん。能町さんは「個人的にすごい好きだったのでビックリしたんです」と、ファンだったことを告白した。

 能町さんによると、テレビに出始めた当初の菅原さんは「キャラ付けされていて、子育て中の貧乏なお母さんというか、そういうキャラ付けで。岩手の出身なんで、軽く東北弁もあるし、そんなキャラ付けをさせられてたこともあった」という。

 菅原さんは近年、「水ダウ」のフード企画にたびたび登場していた。初期のキャラとは変わったナチュラルな魅力に、能町さんは「最近『水曜日のダウンタウン』に出る時は、自分らしい感じで、髪もピンク色のショートカットで、すごくかわいらしいし、かっこいい感じの方で」と熱弁した。

 地元で評判のパン店を営んでいた菅原さん。能町さんも「ちゃんと公表されていたので、いつかは行きたいと思って。本当においしいパンだと評判が良くて。去年、本当に行こうと思って計画を立てていて」と明かした。

 しかし、その直前にショッキングな報告が。「私が行こうと思った1週間くらい前に、唐突に閉店しますってあって。え?ってなって。大人気だったし、しかもインスタグラムを見ていても、何週間後に何がありますとか普通に書いていたのに、ある日突然、今日で閉店になりましたって」。その後、菅原さんが大腸がんで闘病していたことを知ったといい、「何か不穏なものを感じていたら、こういう病気をされていたという。それを知ったんでショックだった」と語った。

 能町さんにとって、「何か憧れでしたね。知的な感じもあったし」という存在だったという菅原さん。「アート好きで、アート作品を集められていて。自分が先、長くないと悟ったんで、集めたものを購入会みたいな展示会みたいなことを今年の初めにされたらしくて、行けば良かった。知っていたら行ったのになって」と悔やんでいた。

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