メッケル憩室がん公表のKAN 当初の診断では「お酒を控えてください」程度も腹痛治まらず…

[ 2023年3月18日 20:15 ]

シンガーソングライターのKAN(2011年10月29日撮影)
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 「愛は勝つ」などの大ヒットで知られる、シンガーソングライターのKAN(60)が18日、FM COCOLO「KANと要のWabi-Sabiナイト」(後6・00)に出演し、自らの口で「メッケル憩室がん」と診断された経緯などについて語った。

 この日公式サイトで「メッケル憩室がん」を公表したKANは冒頭に「大変にしゃれにならない、全然しゃれになってない重要なご報告が…」と切り出し、「すでに僕のオフィシャルサイトでは今日の正午に文書で発表しておりますので、それを見て頂いた方は、ご存知だと思いますけども、とても深刻な病気が見つかりまして。それは、いわゆる、がんが見つかってしまいました」と報告した。

 経緯については「10月20日にお腹が痛くなった。胃が痛いのがずっと何週間も続いて。おかしいかなと思って近所の内視鏡クリニックで胃カメラをやったところ、ポリープが3つあるけれども、組織を取って検査に出したら良性。胃薬をもらって“お酒を控えてください”というような程度だった。けど、変わらずずっと痛かった」と説明した。

 そのため「CTスキャン」で検査すると「おへその横に腫瘍らしきものが写っている」と診断された伝えられた。病院を移して超音波、内視鏡など様々な検査をするも「特定できなかった」という。医師からは「手術で疑わしい組織を取って検査する以外ない」と腹腔鏡手術によってがん特定に至ったと明かした。

 3月初旬のイベントライブ後からは治療最優先の生活に移行しており「4月から予定していた弦楽四重奏とのツアーは申し訳ないですけども中止とさせていただきました」とした。

 そして1曲目として「大丈夫だろうと、みなさんに思ってほしいということも含めまして1988年の曲です。『だいじょうぶ I'M ALL RIGHT』」と、自身の1988年のヒット曲をかけた。

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2023年3月18日のニュース