ずん・やす 番組ロケの雪山での大けが 「この方は車イス」歩けない可能性あった 相方・飯尾が明かす

[ 2023年3月18日 12:12 ]

「ずん」やす
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 お笑いコンビ「ずん」飯尾和樹(54)が18日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。相方のやす(53)の番組ロケでの大けがについて医師から「この方は車イスです」と言われたことを明かす場面があった。

 やすは2012年、新潟県内のスキー場でバラエティ番組の収録中に大きなアクシデントに見舞われた。水上スキー用のゴムボートに乗ってゲレンデを滑走し、タイムを競うゲームの最中に腰を強打。腰の骨を折る大けがを負い、都内の病院に搬送されて手術を受けた。

 当時について、やすを取材した番組MCの笑福亭鶴瓶は「やすが番組で事故起こした時に絶対に助けないといけないと東京の病院に付き添った」と説明。飯尾によると最初はゲレンデの近くの病院に運ばれたといい、「この方は車イスですから!」と今後、歩けるようにならないと告知されたという。

 やすは「第2腰椎(ようつい)破裂骨折、第1腰椎(ようつい)両側突起骨折など」と診断されており、飯尾は「レントゲンがプラネタリウムみたいに骨が、白いのが(散らばっていた)。“こんな状況だと何ができるの!”って言われて、この先生だと車イスなんだなと思って」と回顧。飯尾らは「1%でも治る可能性にかけたい」という思いから搬送を希望するも、雪の中だったため、「搬送?この雪で?」と医師からはあまり良い反応が得られなかったという。実際に友人が「歩けるって奇跡」と話すほどだったの大けがだったという。

 さらに、事故現場から移動する救急車には1人しか乗れず、番組スタッフやプロデューサーも後から追ってくれたものの、当初伝えていた病院とは行き先が変わり、知らせることができず、はぐれてしまうハプニングも。「タイミングが悪くて、このまま救急車に乗ったから携帯も忘れてきちゃって」と飯尾。何とかスタッフに連絡するために、医師に小銭を借りて公衆電話で連絡を取ろうとするも、「(医師からは)“借用書書いて!”って」と苦笑しつつ、「唯一記憶してたのがウドの携帯電話。(仕事だと言っていたウドも)奇跡的に出てくれた。ウドが(スタッフに)伝えてくれて、本体が戻ってきてくれて、搬送してくれた」と緊迫の状況を振り返った。

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2023年3月18日のニュース