直木賞の次は王将戦　羽生九段勝って第5局開催決定　会場のさんべ荘「例年以上に島根に注目が…」

第72期ALSOK杯王将戦7番勝負第2局第2日 （ 2023年1月22日    大阪府高槻市　摂津峡花の里温泉・山水館 ）

＜第72期王将戦　第2局第2日＞対局を終え、藤井聡太王将（左）との感想戦に臨む羽生善治九段（撮影・河野　光希）
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　羽生九段の勝利で第5局（2月25、26日）の開催が決まった島根県大田市の「さんべ荘」では、大盤解説会開催をウェブサイトで告知するなど早速準備に追われた。

　代表取締役の宇谷義弘さん（76）は「対局を見守っていましたが、開催が決まり大変なことになった」と大わらわ。19日には宿の近くにある石見銀山を舞台にした千早茜さんの小説「しろがねの葉」が直木賞に決まったばかりで「例年以上に島根に注目が集まっていると感じている。期待に沿えるよう万難を排して準備したい」と気を引き締めていた。