【一問一答・その4】木下&木本が涙「TKO=とにかく、苦労してる、おっさん」「Wトラブル会見…」

[ 2023年1月23日 16:21 ]

相方の木下隆行(右)にマイクを手渡すTKO 木本武宏(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

 総額7億円以上ともいわれる巨額の投資トラブルが発覚し、芸能活動を休止しているお笑いコンビ「TKO」の木本武宏(51)が23日、都内で会見。騒動を謝罪した。会見の終盤には、相方の木下隆行(51)が登場。コンビとしての活動再開について語った。

 2人のやりとりは以下の通り。

 木下:ええ~、もう1人の問題児の方です。(ともに目を潤ませる)木本が今回はお騒がせしました、そして僕は3年前にお騒がせしました。こんな形で2人並んでおります。情けない話ですけど、改めてほんとにすみませんでした。(2人して頭を下げる)ようやく真実を木本の口から話せること、本当に良かったなと木本も僕もうれしく思っております。これからようやくTKOとして、不祥事コンビではありますが、フリーとして自由に前に進めるということで。僕たちが大好きな、僕たちの芯であるコンとという形でまずは前に進める。これから2人でゆっくり話して、間違いない選択をして頑張っていきたいと思っています。今日は僕が何を言っても「誰が何を言うとんねん!」って話になりますのでね。ダブルトラブル会見ということで、短い間ですがよろしくお願いします。

 木本:とにかく実際、現場で管理してもらうマネジャーがいないのが現状。専属でがんばってもらえるマネジャーを必死で探そうとしているところです。まずは、僕たちも仕事をしていかないといけないので、ホームページを今日お昼12時半にアップさせていただいて、そちらでお仕事をいただけるなら受けたいと思います。それが僕たちのお仕事の第一歩としてお知らせできることです。「TKOオフィシャルサイト」です。

 ――木下さん、涙の理由は?

 木下:この日を本当に待ってたので。ようやく前に進める日だなと感慨深いのはあります。

 木本:芝居ではなく…

 木下:芝居ではなく。まったくそんなに器用ではないので。(また顔をゆがめる)

 木本:実際のところ、2人で話してる時に、乱雑に「こうしたいねん!」とか感情あらげるところがあったんです。「それもすべて木本にしかわからん感情やから全て聞く」っていう姿勢で聞いてくれた。僕が熱弁ふるえばふるうほど、こんな風に目潤ませて涙流してくれて。きっとそれほど僕は何も気を使わず相方に感情をぶつけてたんだなという、感謝の気持ちと申し訳ない気持ちがあります。だから、これは最近よく見る顔です。

 ――公には久々の2ショット。

 木本:3年ぶりに2人でそろって立てたんですけど。僕は、相方にはなんとか松竹芸能に戻ってもらって、またコンビで頑張っていきたいというつもりでやってきたのに、まさかこういう形でそろうと思わなかった。でもとにかく2人そろうことはできました。

 木下:TKOの意味は、「Takayuki、Kimoto、Osaka、とか言うてたんですけども。これで「とにかく、苦労してる、おっさん」になりました。その気持ちを胸に刻みながら、一歩一歩前に進めていきたいと思います。

 ――木下さんには投資のお誘いはなかった?

 木下:なんでないの、逆に?なんでか僕にはなかったですね。いい化粧水すすめられたんですけど…。

 木本:そういう話を普段からしてなかった。興味のない人に「こういうのあるからやらへんか?」っていうようなことはやらないと決めてたんで。相方は特に興味なかったので。

続きを表示

この記事のフォト

2023年1月23日のニュース