森山良子、日系2世の父の口癖明かす 朝ドラ「カムカム」オファーに感じた不思議な縁

[ 2023年1月23日 15:07 ]

森山良子
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 歌手の森山良子(75)が、23日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演。昨年放送されたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」へ出演について、思いを語った。

 同ドラマで、日系アメリカ人キャスティングディレクターのアニー・ヒラカワを演じた森山。この出演について、自身の人生との「不思議な縁」を感じたという。

 同ドラマでは、大正14年から100年にわたる3代のヒロインの人生が描かれ、物語の重要なキーワードとして、「サッチモ」の愛称で親しまれたジャズの王様、ルイ・アームストロングの「明るい表通りで(オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート)」という楽曲が流れた。

 これについて森山は、日系2世の父・森山久さんのエピソードを回顧。「父は、ジャズトランぺッターだったんです。サッチモ…ルイ・アームストロングさんを敬愛してまして」と明かし、「“サッチモが日本にくる!”と言って、自分で運転して羽田まで迎えに行って。それでなぜか父の車に乗ってホテルに入ったり…」と、父とサッチモの接点を紹介。「とにかくルイ・アームストロングのことが、父は大好きで大好きで。もう晩年は、日々“なんて素敵な人だったか”というのを語って私に教えてくれていたので、きっとそういう背景をご存じでいてくださって、私のところにドラマのオファーがきたのかな」と考えていたという。

 だが、スタッフに「なぜ私だったんですか?」とキャスティングについて尋ねたところ、「なんとなく…」という回答だった。この回答に森山は「私にとっては、不思議なオファーでした」と驚き「凄く、それが長い時代の中のご縁みたいなものをいただいたような気がして…うれしかったです」と不思議な縁への感謝を口にした。

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2023年1月23日のニュース