「どうする家康」第3話14・8% 於大の方がネット話題 3週連続の同時間帯横並び&トレンド世界1位

[ 2023年1月23日 09:10 ]

松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」のメーンビジュアル (C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は22日、第3話が放送され、平均世帯視聴率は14・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが23日、分かった。第2話(1月15日)の15・3%から0・5ポイント減となったものの、同時間帯(後8・00~8・43)横並びは3週連続トップ。「#どうする家康」が放送中から3週連続ツイッター世界トレンド1位に輝くなど、反響を呼んだ。

 横並びは日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」(日曜後7・58)の9・8%を抑え、ダントツの1位。好調をキープした。

 配信全盛時代となり「リアルタイムの世帯視聴率」は急激に低下。ゴールデン帯(午後7~10時)の総世帯視聴率(HUT、関東地区)は、

 2021年(21年1月4日~22年1月2日)=58・0%
 2022年(22年1月3日~23年1月1日)=52・8%

 5・2ポイントも激減。これに伴い、全番組の数字が低下している。

 大河ドラマも年々、配信「NHKプラス」「NHKオンデマンド」による視聴が増加。午後6時からの先行放送(BSプレミアム)を選ぶ大河ファンも少なくない。

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河“初出演”にして初主演となる。

 第3話は「三河平定戦」。故郷の三河・岡崎へ戻った松平元康(松本潤)は、打倒・織田信長(岡田准一)を決意するが、弱小の松平軍は全く歯が立たない。一方、今川氏真(溝端淳平)は援軍をよこさず、本多忠勝(山田裕貴)らは織田に寝返るべきだと言い始め、駿河・駿府に瀬名(有村架純)を残す元康は今川を裏切れないと悩む。そんな中、伯父の水野信元(寺島進)が岡崎城に“ある人”を連れて来る。それは16年前に生き別れた元康の母・於大の方(松嶋菜々子)だった…という展開。

 母子再会の感涙も束の間。於大は「今川と手をお切りなさい」「主君たる者、家臣と国のためならば己の妻や子ごとき平気で打ち捨てなされ!」などと愛息を叱咤激励。SNS上の話題を集めた。

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2023年1月23日のニュース