加藤浩次「日本サッカー協会は反省しなきゃいけない」今後の日本代表、次期監督に言及

[ 2022年12月7日 10:42 ]

極楽とんぼの加藤浩次
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(53)が7日、MCを務める日本テレビ「スッキリ」(月~金曜前8・00)に生出演。サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で決勝トーナメント1回戦でPK戦の末、クロアチアに敗れた日本の今後に言及した。

 加藤は今大会の日本代表の戦いを振り返り「強豪ドイツに今までだったら引いて守って0-1で負けて“頑張ったね”だったんですよ。でも今回、森保監督がまず引いて守って、攻撃オプションを入れて逆転で勝つことまでできるようになった。日本が完全にステップアップした」と歴史的勝利を収めたグループリーグ初戦のドイツ戦に言及。「守ってる時間が長かったけど、守るだけじゃなく、そこから攻めに転じて点を取って勝てるようになった。そこまで日本のレベルが来たんだよって。ただ、強豪国との差があるからその戦術をやらないといけない」と冷静に分析した。

 その上で「今後、やっぱり2050年のW杯優勝って日本サッカー協会は言ってますから、優勝のためにはやっぱり自分たちがボールを支配して相手を圧倒して勝つチームを作っていかないといけない。ここの第1段階、第2段階ぐらいまで、今やっと来てるのかなと思います」とした。

 ただ、「この段階で1歩進んだと思いますけど、僕は見てらっしゃる方は“頑張った。すごかった。良かったね”って終わっていいんですけど、日本サッカー協会は反省しなきゃいけないと思う」と指摘。その理由として「ベスト8を掲げてベスト16だったんだから。いいチームだった。強かった。頑張った。ドイツ、スペインに勝った。でもベスト16なんですよ」と熱く語った。

 続けて「ここは受け止めて世界のサッカーのプロたちが集まった大会ですから、日本サッカー協会もちゃんと検証して、何が良かった、何が悪かった。今後どういったことをやっていくのか、今後、育成はどうしていくのか。若い子たち、今回のW杯を見てサッカーやろうって思った子たちの育成をどうしていくのか。そこまでちゃんともう一回考え直して次の日本代表監督、森保さんが続けてやるかもしれない。海外の監督を入れるかもしれない」と次期監督についても言及。「なぜなら今回の反省を踏まえて、ここを強化するから、この監督でやるんだって言わないと。ビッグネームだけを呼んでダメだとまた戻りますよ」と反省して課題をあぶり出した上で監督を選ぶべきとし「森保監督の継続でも良い。あとは森保さんのお気持ちですけど。今後どうなっていくのか見届けたいなと思いますね」と語った。

続きを表示

2022年12月7日のニュース