布袋寅泰 「1万人の第九」で“ロック魂”注入「ガラにもなく久しぶりに緊張して。汗かいちゃいました」

[ 2022年12月4日 19:27 ]

佐渡裕氏(左)の指揮を受けエレキギターで「第九」の第1~第3楽章を演奏する布袋寅泰(写真提供:MBS)
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 ギタリストの布袋寅泰(60)が4日、大阪城ホールで行われた「サントリー1万人の第九」に参加した。

 白を基調にしたタキシード風衣装で登場した布袋は、ベートーベン「第九」の第1~第3楽章をエレキギターで演奏。指揮の佐渡裕氏(61)とアレンジしたスペシャルバージョンで、約90人の管弦楽団の荘厳な演奏に“ロック魂”を注入し、その新鮮なコラボに約7000人の観客も酔いしれた。

 佐渡氏は「素晴らしい!最高でした。本当に気持ちよかった」。布袋も「ボクも40周年、還暦になりました。そんな年に歴史ある1万人の第九に参加できるのは光栄ですし、自分にとっても新しいスタートにしたい」と話し、クラシックとロックの融合に満足げだった。

 さらにはヒット曲「さらば青春の光」「BE MY BABY」など3曲も披露。「ガラにもなく久しぶりに緊張して。味わったことのない汗をかいちゃいました」と茶目っ気たっぷりにあいさつ。会場をわかせた。

 年末恒例の同コンサート。コロナ禍では「歌声動画投稿」と形を変えたが、今年は3年ぶりに大阪城ホールに帰ってきた。佐渡氏も「人の顔を直接見て、同じ空気の中でやるのは大事。あきらめることなく、今年40回目を迎えられたのはとてもうれしかったですね」と手応えを感じていた。17日後4・00からTBS系で放送される。

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2022年12月4日のニュース