木村拓哉 伊藤英明と「ぎふ信長まつり」大反響実感 リスナーメール「特別でオンリーワンな一日」読み上げ

[ 2022年12月4日 12:33 ]

木村拓哉
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 俳優の木村拓哉(50)が4日、パーソナリティを務めるTOKYO FM「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」(日曜前11・30)に出演。来年1月27日公開の映画「レジェンド&バタフライ」で共演した俳優の伊藤英明(47)をゲストに迎え、11月に46万人を動員して大きな話題となった「ぎふ信長まつり」について語った。

 「ぎふ信長まつり」では、木村は織田信長、伊藤が福富平太郎貞家にそれぞれ扮し、馬にまたがっての「騎馬武者行列」で約1キロを練り歩いた。祭りには日曜日としては過去最多の46万人が詰めかけた。

 番組にも多くの人から感想が届き、木村は「岐阜市民、県民だけではなく、木村さんと伊藤さんのファンの皆さん、日本全国にとって特別でオンリーワンな一日になったと思います」などとリスナーの声を読み上げた。

 岐阜出身の伊藤は改めて「先輩が岐阜に来てくださるなんて夢のような話で。行列の時も、あの笑顔見ました?(沿道の)皆さんの。あれ見て、僕、大義を成し遂げたみたいに思いましたもん。ほんとに晴れて良かった。あれだけの応募総数で期待されてて、雨降って中止とかそりゃねえだろって思ってましたけど。やっぱり先輩持ってんなあって」と回想。

 一緒に夜景を見に行った時の木村の表情と信長の姿がリンクしたといい「映画にかける思いとか、ここに来るまで背負ってるものとか、木村さんの顔見たら俺もちょっと来るものがあって。お前が泣いてどうすんだよってなっちゃうから、あまり見ないようにしてたんですけど。思いがあふれちゃって、みんなの喜ぶ顔が見られて、舞台挨拶で何を話してるのかわかんないくらい感動しちゃって。事故もなく、県警の方とかのご協力もあって一体になってお祭りが盛り上がって」と胸に迫るものがあったようだ。

 木村も「それはヒデだけでなく、自分にとってもそうだったし。こっち帰ってきて、いろんな方に言ってもらえた」と反響の大きさを実感した様子。「ずっと一緒に岐阜市内を移動してたじゃん?地元を愛する気持ちってすごいかっこいいし、こういう感じすごくいいなって思ったのよ。自分はそんなに地方で時間をたっぷり過ごすっていうのがなかったから」と言うと、伊藤はすかさず「これで第2の故郷じゃないですか」と太鼓判を押した。

 「(第2の故郷に)しちゃっていいのかどうか…」と不安げな木村に、「お願いしますよ。映画が公開されたら、これから歴史に教科書に載るんじゃないかなあって僕は思ってますけどね。それでいいんじゃねえかなって。第2の故郷、岐阜出身でお願います。岐阜作ったじゃないすか、みたいな」と興奮気味。木村は「県知事が止めると思うよ」と苦笑し、「この人は危ないフシがある。人のことをハンドリングしようとするから気を付けないと」と熱すぎる伊藤にタジタジだった。

 伊藤は「先輩は遠慮がちなところあるじゃないですか。多くを人に求めないし、過度な期待をしない所が先輩の良さだと思うんですけど。ある程度こっちからグイグイいかないと、来てくれないとこあるじゃないですか。公開されたら、もう一回ちょっと岐阜に帰ってきてほしいなと思います」と再訪を熱望した。

 木村は「グイグイ来なくても行くよ?」と笑いつつ、「こういう作品が存在してるよってことを、ヒデのおかげで、ぎふ信長祭りによって、皆さんに一度に知っていただけたから。公開した後が…今、皆さんにお伝えできてるのって、トレーラーだけじゃん。『素敵、かっこいい』っていうのが膨らみすぎるとこえーなっていうのが…」と返すと、伊藤は「映画として完璧な映画ですよね。今までたくさん素敵な俳優さんが信長を演じられてるじゃないですか。僕は自分が作品に携わらせてもらってるから言うわけじゃないですけど、一番好きな信長になりました。ものすごく岐阜っていうものを感じられるし。岐阜に育ったことを誇りを持てる作品になってると思いました。信長の持ってるカリスマ性とか、成長して覇王になって、それが凝縮されてるみたいな」と熱く語った。

 木村は「公開後の(GYAO!と番組によるスペシャルプログラム)『木村さ~~ん!』で、またお邪魔することになるのか?もしくは伊藤英明が再び現れると思いますので。皆さん覚悟しといてください」と不敵な笑みを浮かべていた。

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