堂安律 広告業界がマーク!“物言うエース”にCMオファー殺到も 本田株も上昇…1億円突破ある

[ 2022年12月4日 05:11 ]

<日本・スペイン>日の丸を手に歓喜する長友(左)と堂安(撮影・小海途 良幹)
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 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で日本の決勝トーナメント進出に大きく貢献した堂安律(24)に、広告業界も熱視線を送っている。

 これまでドイツ戦とスペイン戦で2得点を叩き出した大金星の立役者。「ここは俺のコース」「堂安律は危ないんで」といった発言など、ビッグマウスも話題を呼んでいる。広告関係者は「今大会で名前も顔も国民に知れ渡った。中田英寿、本田圭佑の系譜に連なる“物言うエース”の資質があり、何かを発信する広告キャラクターとしてこれ以上ない存在感を持っている」と分析した。

 現在は「VISAカード」と契約中。今後はさまざまな企業からオファーが殺到しそうだという。それに合わせてギャラの急騰も必至。「クラブとの兼ね合いもあるが、現在は年間契約で2500万~4000万円程度が相場。さらなる活躍次第で5000万円以上になるだろう」(同関係者)と指摘する。「スポーツ飲料や栄養補給食品などサッカーに関連する商品はもちろん、自社のブランドイメージを大事にするナショナルクライアントからのオファーもあるかもしれない」とした。

 一方、現時点で最も株を上げたのは、ピッチ外の本田圭佑(36)との見方もある。全64試合を無料生中継するインターネット放送局「ABEMA」で日本戦を解説。「どう見てもオフサイドや!」など感情を丸出しにしつつも、的確な分析が話題となっている。別の広告関係者は「従来までの自分に厳しくストイックな印象に、親しみやすさも加わった」と指摘した。

 現在の本田のギャラは8000万円前後とされる。関係者は「1億円台を突破する可能性は十分にある」と明かし「円滑なコミュニケーションを前面に押し出したAI翻訳機や語学学習教材など、サッカーのイメージとは離れたブランドからのオファーも増えるだろう」と予測した。

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