さとう宗幸 仙台育英Vは「東北の子供たちに大きな夢を与えてくれた」

[ 2022年8月23日 05:30 ]

さとう宗幸

 仙台市在住で同地を舞台にしたヒット曲「青葉城恋唄」で知られるさとう宗幸(73)は、仙台育英の甲子園優勝に「仙台の宮城県の、そして東北の子供たちに大きな夢を与えてくれた」とナインを称えた。

 2011年3月の東日本大震災から11年余り。さとうは22日、被害の大きかった宮城県気仙沼市を訪れており、テレビで観戦。「被災地はだいぶ、復興はしてきましたが、(優勝は)東北に新しい光を注いでくれました」とかみしめた。

 これまで何度か決勝の舞台に進んできた仙台育英。「その時はスター選手がいたけれど、今回はいない。それなのに優勝まで上りつめたところが印象的ですね」と振り返った。「東北は勝てないという時代から、いまや西の学校とも互角に戦い、優勝した。感動した」と喜びに浸った。

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2022年8月23日のニュース