駒木根葵汰 BS松竹東急ドラマ主演決定に「興奮と不安」 ヒロインは優希美青

[ 2022年8月23日 06:00 ]

BS松竹東急で10月からスタートする「商店街のピアニスト」で主演を務める駒木根葵汰とヒロインの優希美青
Photo By 提供写真

 昨年、テレビ朝日「機界戦隊ゼンカイジャー」の主役に抜てきされた俳優駒木根葵汰(22)が、BS松竹東急「商店街のピアニスト」(10月3日スタート、月曜後10・30)に主演する。商店街の楽器店に置かれたストリートピアノを通じ、心の交流を描くハートフルなヒューマンストーリー。ヒロインは女優の優希美青(23)に決定した。

 駒木根と優希はこのほど、スポニチ本紙などの取材に応じた。音楽経験など全くないという駒木根だが「今までやったことのない役に挑戦できて、興奮と不安があります。物語も演奏もどちらも楽しんでいただけると思います!」と意気込んだ。役どころは幼い頃からピアノを始め将来有望だったが、父の会社の倒産をきっかけにピアノを離れた過去を持つ青年。役作りのためにクラシック音楽をずっと聞いていたといい、「寝る直前までピアノの音が聞こえてくるくらいでした」と振り返った。

 ヒロインの優希は、商店街にある楽器店の一人娘で、画家を志し美大に3浪中という設定。明るく元気な性格を表すような、ビタミンカラーの洋服などが特徴だ。優希自身は、小学校4年生から吹奏楽部でクラリネットを吹いていたことがあり、「音楽は全編を通して聞いたことがあるものばかり。素の自分と近いので、楽しく演じることができています」と笑顔を見せた。

 7月から撮影がスタート。本格的な共演は初めてとなる2人だが、実は同学年。現場では「変なボケを拾ってくれるし、逆もある。ハイブリッド漫才ですね」(優希)、「もう1人子役の共演者を入れて楽しんで、3人子役がいるみたいでした」(駒木根)と楽しげな様子を語った。インタビュー中も、駒木根がコロナ禍でピアノを購入したことを報告。「モテますかね?」と話すと、優希は大声で笑った。撮影での雰囲気の良さを感じさせた。

 「…ゼンカイジャー」で主人公を演じ、現在も「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」も連続出演中の駒木根。これまでNHK連続テレビ小説に3度の出演経験を持ち、放送中の「ちむどんどん」では主人公の母親の若い時を演じ話題となった優希。それぞれが飛躍の年となったが、お互いに「まだまだ」と気を引き締める。優希は「私はやればできる子なので!」と明るく語ると、駒木根も「僕もです!」とニヤリ。続けて「やればできる子が2人もそろっちゃいました。きっとすごいドラマになると思いますよ!」と力強く語った。

続きを表示

2022年8月23日のニュース