キングコング梶原「ギンギンでした」相方・西野の反応に衝撃を受けた出来事 スピワゴ仰天「凄いね」

[ 2022年8月23日 11:38 ]

「キングコング」の西野亮廣(左)と梶原雄太
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 お笑いコンビ「キングコング」が23日放送のABEMAプレミアム「スピードワゴンの月曜The NIGHT」(月曜深夜0・00)に出演。梶原雄太(42)が相方・西野亮廣(42)の“能力”に驚いた出来事を明かした。

 「キングコング」がNSC在学中にABCお笑い新人グランプリ本選に出場した際、NSC同期が一堂に集められて本選中継をテレビで見るという「苦行」のような状況があったと同期の「ダイアン」が明かしたVTRが紹介された。

 キングコングの2人は後からそのことを知らされたといい、梶原は「何してくれてんねんと。ただでさえ、運よく我々スピード出世と言われて。周りから嫌われているにも関わらず」と苦笑。やっかみゆえの「嫌われ」だったが、「西野は興奮してました。僕は傷つくタイプなんで、うわあ嫌われてるやん…だったけど、彼はギンギンでした」と証言した。西野は「やっかまれるっていいことではあるじゃないですか」とリアクションしたが、梶原は「その時から気づいてるっていうのがえぐい。いろいろ経験した上で叩かれるって素晴らしいって気づくのが普通だけど、彼は19歳からそれに気づいてたんで凄いヤツだと思いました」と苦笑しながら回想した。

 西野は「僕らがデビューした時ってダウンタウンさんに憧れた先輩方がたくさんいて。だから漫才の形も斜に構えてボケをボソッと言う感じだったんですよ。どうやって自分たちが出て行けるのかっていうのを考えていて」とグラフを描いて、目標値を探るような戦略を練っていたという。「当時は世に出ようと思ったらコンクールしかない。テレビで3、4分の尺でってなったら、ボケ数の勝負になってくるねっていう話をしてたんです。手数だと。みんながアッパーカットを1つのネタを5、6発決める中、とにかくアッパーいらないから、弱めのジャブを50発撃つっていうそっちだと決めてたんです」と考え抜いていたと明かすと、スピードワゴンは「凄いね」と感心のまなざし。

 さらに西野は「僕は数学好きなんで、数学と審査員の立場で考えた。決勝上がってくる人たちは10組いて、僕ら以外はどっちかっていうと『センス』なんですよ。僕らはジャブ、テンポでやる人たち。審査員の心理からすると、まず10組の中から誰を選ぶかじゃなくて、今年はジャブの方でいくか、センスの方でいくか、絶対ここで2択があるなと。僕らが優勝する確率は50%。他のコンビが優勝する確率は18分の1。叩かれてたらこの状況がずっと続くわけじゃないですか。キングコング良くないって言われた方が、ずっとこの高い勝率でコンクール出ていけると思って、ニヤニヤしてたんですよ」と、やっかまれて喜んでいた当時の心境を明かした。

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2022年8月23日のニュース