「ちむどんどん」矢作さん「まさかや!」“運命”の再会!暢子、房子の親心3カ条に涙…開店延期命令のワケ

[ 2022年8月23日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第97話。暢子と再会した矢作(井之脇海・中央)(C)NHK
Photo By 提供写真

 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は23日、第97話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を手掛ける。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第97話は、暢子(黒島)と和彦(宮沢氷魚)は独立開店のことなどを相談しようと、重子(鈴木保奈美)のもとを訪れる。和彦が伝える前に、重子は既に息子の退職のことをつかんでおり、話は思わぬ方向に…。暢子は開店延期を命じた房子(原田美枝子)と再度、話し合いを行う。房子は暢子にいくつかの条件を提示し…という展開。

 房子の回想。1942年(昭和17年)、房子(桜井ユキ)は身重の妹・智子(花岡すみれ)に甘えて店を手伝ってもらっていたが、ある日、智子は流産。直接の原因は不明だが、房子は「だけど、どうしても考えてしまうの。私がもう少し気遣ってあげれいればって」と今も後悔。房子は3つの条件を提示した。(1)店の味を任せられる料理人を雇うこと(2)店の看板メニューを決める(3)心身ともに健やかでいること。房子の親心に暢子は涙ぐんだ。

 暢子は開店に向け、料理人を面接。和彦は企画を売り込む日々が続いた。

 あまゆ。料理人が見つからず、暢子は三郎(片岡鶴太郎)に相談。すると、外から「食い逃げた!捕まえろ!」の声。外に出ると、ある男が取り押さえられている。暢子は「矢作さん!?」と驚き。「アッラ・フォンターナ」を辞めた後、権利証を盗んだ矢作(井之脇海)だった。矢作も「まさかや!」――。

 腕の立つ料理人が必要な最中の“運命”の再会。矢作、どうなる?

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月23日のニュース