TBS「アイ・アム・冒険少年」 親子で学べる「知識量」優先

[ 2022年8月23日 05:30 ]

笑い以上に「学び」を心がける「アイ・アム・冒険少年」の上田淳也プロデューサー

 名物企画「脱出島」が人気のTBSのバラエティー「アイ・アム・冒険少年」(月曜後7・00)。芸人や俳優がサバイバルに挑戦して笑いを届けているが、制作陣は笑い以上に心がけていることがある。それは「学びがあること」だ。

 バラエティーでありながら「知識量の多さ」に重点を置く。上田淳也プロデューサーは「脱出島で誰が勝つのかというドキドキはもちろん大前提。その上で、知識量を大事にしている」と明かした。「親が子供に見せたい番組にするには学びがあることが大切。例えば、タレントが島で火をおこす時も、同時にちゃんとした火をおこす方法も伝えるようにしている」。さらに、バラエティーでは珍しく下ネタは一切禁止。親子で楽しめることを最優先している。

 6月放送の脱出島に出演した女優中山エミリ(43)から、うれしい言葉を言われた。「中山さんの子供が幼稚園児の時、塾で先生に“唯一見てもいい番組は冒険少年”と言われたそうなんです」。実践的なサバイバル術は学校ではなかなか学ぶことができない。教育的な要素が親子視聴につながっている。

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2022年8月23日のニュース