自民議員と旧統一教会との接点　究明は岸田首相次第？　鈴木エイト氏「正常化は岸田さんしかできない」

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　ジャーナリストの鈴木エイト氏が23日、日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金曜1・55）に生出演し、岸田文雄首相が22日に行ったオンライン会見で世界平和統一家庭連合（旧統一教会）に触れた内容について私見を語った。

　会見で岸田首相は、自民党議員と教団との接点を党として調査するかどうか聞かれて「自民党としては組織として教団との関係はなかった」と述べ、「一人一人の事情はさまざまなので、それぞれの責任においてこれを明らかにし、説明することが基本」と、説明責任は個人にあると強調した。

　教団について20年以上、取材を続けている鈴木氏は、首相のコメントについて、「関係の深い個人が自分の首を絞めることを言うはずがないので、限界があります」と、個々による調査の結果は期待薄とした。

　鈴木氏は「これを正常化するには岸田さんしかできないんですね。岸田さんはクリーンなので」と、岸田首相の手腕に期待しつつも、「ただ、そのためには（最大派閥の）安倍派に切り込む必要があるので、その点でちょっと厳しいのかなと思います」と見解を示した。