片岡鶴太郎 95歳で亡くなった父への思いつづる「私が笑いの世界へ入ったのは紛れも無く父の影響」

[ 2022年3月23日 17:15 ]

タレントの片岡鶴太郎
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 タレントの片岡鶴太郎(67)が23日に自身のインスタグラムを更新。今月14日に亡くなった父への思いをつづった。

 22日に所属事務所の太田プロダクションが「弊社 所属タレントの片岡鶴太郎ご尊父様が、令和4年3月14日満95歳にて永眠いたしました」と発表。「ここに生前のご厚誼(ごこうぎ)を深謝し謹んでご通知申し上げます」とした。

 片岡は自身のインスタグラムを更新し、「父が逝きました。8回目の歳男、夏誕生日の手前、95歳大往生です」と報告。「父は東京神田の果物屋の長男で生まれ、ぼんぼん育ちでしたが父親に早く死に別れ、里子に出されました。その寂しさから、母と所帯を持ち 私、弟、四人家族の貧しいながらも暖かな家庭を持ってくれました。幼少の寂しさからか笑いが好きで、私が物心付く頃には浅草・上野の寄席へ連れて行かれました」と父について記した。

 また「私が笑いの世界へ入ったのは紛れも無く父の影響でした」と明かし、「高校卒業後、片岡鶴八師匠の弟子に成り、鶴太郎と云う名を頂いて、この世で初めて『オイ!鶴太郎!』と私の名を呼んだのは父でした」と回顧。「私の初めての映画出演『異人たちとの夏』下町の父親役。この役のモデルは私の父でした。生前父には、この映画を親父に捧げるよ!と申しました」と振り返り、最後には「神田生まれの、落語と酒をこよなく愛した父。綺麗な顔で、皺も無く、鼻筋の通った95歳大往生でした。生前、御世話に成りました皆様方へ心より感謝申し上げます」とした。

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