料理研究家リュウジ氏 ウクライナ支援で総額130万円寄付 “炎上”ロシア料理動画収益を「命救う為に」

[ 2022年3月23日 12:11 ]

料理研究家リュウジ公式インスタグラム(@ryuji_foodlabo)から

 “YouTube総再生回数4億回超え”で知られる人気料理研究家人気料理研究家のリュウジ氏(35)が23日までに自身のツイッターを更新。ロシアの侵攻を受けるウクライナの人道支援のため、2つの団体へ総額130万円を寄付したことを明かした。

 「この時勢にロシア料理を参考にし『不謹慎だ』と一部炎上したこちらの動画、炎上で収益が伸びるなら 命を救う為にと推定収益30万円を『国境なき医師団』 そして個人的に100万円を『日本赤十字ウクライナ支援』に寄付させていただきました 皆様、ご協力本当にありがとうございました」と報告した。

 同氏は9日に更新した自身のYouTubeで、「水ではなく『新玉ねぎ』で鶏をホロホロに煮込む究極の料理」として「鶏肉の無水バター煮」を紹介。同レシピはロシア料理「帰れ鶏肉へ!」を参考にしたという。この動画について、ツイッターで「『ウクライナの人の気持ち考えろよ』ってコメント来た これだけは言っておくけど【料理に罪はない】」とつづっていた。

 ロシアのウクライナ侵攻が激化する中、なぜこのタイミングでロシア料理を選択したのか。リュウジ氏は続く投稿で「この料理が新玉葱の旨味を最大限に活かした料理だからです。新玉ねぎが美味しい今の時期じゃないとダメなんです。それがたまたまロシア料理を参考にした料理だっただけです」と説明。さらに「つか、料理と政治は別ですよ」と続けた。

 「僕は戦争は反対ですがロシアの文化に対して憎悪が行くのは違うと思います」ときっぱり。最後は「ロシア料理店の看板が割られたりビーフストロガノフやピロシキが日本から消えたりそんな世の中になってほしくないんすよ。そんなの正義でもなんでもない」と率直な思いを記していた。

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2022年3月23日のニュース