レゲエ歌手HARTY 新庄BIGBOSSに届けた“勝ち守り” テーマ曲CD手渡し「不可能を可能に」

[ 2022年3月23日 05:30 ]

日本ハムの新庄剛志監督(左)にCDを手渡すHARTY
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 プロ野球・日本ハムの新庄剛志監督(50)が力強い“勝ち守り”を得た。プロ野球開幕の25日に、レゲエ歌手のHARTY(36)による新庄監督のテーマソング「BIG4 BIGBOSS(ビ・ビ・ビ・ビ ビッグボス)」のCDが発売される。HARTYは新庄監督が「弟子」と呼んでいる間柄。

 不可能を可能にしていく生きざまを描いた歌。新庄監督の誕生日だった1月28日に配信リリースした曲で、監督が出演している仮想通貨取引所「BITPOINT」のCMに替え歌が起用されている。

 配信リリースはされていたものの、シングル盤としてあえて形にすることで「ツーさん(新庄監督)の勝ち守りとして、大航海を成功させるために贈らせていただこうと思いました」と説明した。

 日本ハムと広島カープとのオープン戦が広島で行われた12日、新庄監督には現地で一足早くCDを手渡した。「良かったな。かっこええな。このCDは持っているだけで何か不可能を可能にする力を宿しているな」と、これ以上ないうれしい言葉をもらったという。その後、21日に電話をした際には「お互い大事な時で結果が求められている。一瞬のチャンスをものにしよう」と激励された。

 2019年、新庄監督に「いい歌を歌うアーティストを見つけた」とインスタグラムで紹介され、これにお礼のダイレクトメッセージ(DM)を送ったことで親交が始まった。翌20年2月に当時、新庄監督が住んでいたインドネシア・バリ島に呼ばれ、トライアウトで現役復帰した時のための打席入場曲「%1(イチパーセント)」(同年8月発売)の共同制作をスタート。当時は無名の存在だったが、現在はCMソングを歌う歌手として飛躍し、新庄監督はよく「バリ島のことを思い出すよね」と、自身のことも重ね合わせるように話すという。

 ソフトバンクとの開幕戦に「どうしても勝ちたい」と激しい戦闘モードに入っているという新庄監督。愛弟子は「人生を全て懸けて作った歌。優勝を目指して不可能を可能にしてほしいです」とエールを送った。

 ◇HARTY(ハーティ)1985年(昭60)5月23日生まれ、大阪府出身の36歳。92年5月、新庄監督が同年のシーズン初スタメン初打席初球でプロ野球初本塁打を放った阪神―大洋戦で初めてプロ野球観戦。以来、野球の大ファンとなり、自らもプレー。香川西高3年時には副主将に。大学でケガをし、野球を断念。ジャマイカでレゲエを学び、音楽配信などで活動。19年に「FURUSATO~ちょうちんのあかり~」でメジャーデビュー。

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