「鎌倉殿の13人」ココリコ田中直樹 大河初出演!感激も「相当浮足立つ」九条兼実役 16年ぶり三谷作品

[ 2022年3月1日 13:13 ]

NHK「鎌倉殿の13人」で九条兼実(くじょう・かねざね)役を演じ、大河ドラマ初出演を果たすココリコ・田中直樹
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 お笑いコンビ「ココリコ」の田中直樹(50)が放送中のNHK「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)で大河ドラマ初出演を果たすことが1日、番組公式ツイッターで発表された。源平動乱の時代に公家の頂点に立つ九条兼実(くじょう・かねざね)役を演じる。「セットに入り、撮影の合間のふとした瞬間に、参加させていただけている喜びで胸がいっぱいになる時があります」と大河デビューに感激。演技に定評もあるが、脚本・三谷幸喜氏(60)の作品に出演するのは2006年公開の映画「THE 有頂天ホテル」以来、実に16年ぶりとなる。

 俳優の小栗旬が主演を務める大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に、頼朝の13人の家臣団が激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は04年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。

 田中は三谷氏が脚本・監督を務めた01年公開の映画「みんなのいえ」でシナリオライター・飯島直介役を好演。日本アカデミー賞新人俳優賞に輝いた。「THE 有頂天ホテル」は同じ飯島役でカメオ出演した。

 今回演じる九条兼実は、源平動乱の時代に公家の頂点に立つ公卿(くぎょう)。後白河法皇(西田敏行)や源頼朝(大泉洋)と腹を探り合う。「法皇様には振り回され、困惑させられることも多々ありながら自らの想いは胸に秘め、政治と朝廷に関わっていく兼実を演じさせていただくのはとても楽しいです。こんなに位の高い役を頂いたことがなく、また初めての大河ということで私自身、相当浮足立っておりますが、しっかりと地に足をつけて兼実を演じられればと思っております」と意気込んでいる。

 ちなみに、映画「バスジャック」主演などがある相方の遠藤章造(50)は日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」の企画「真の大根役者頂上決戦」で陣内智則と演技力を競っている。

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2022年3月1日のニュース