宮迫博之「背水の陣」の焼き肉店オープン 元相方・ホトちゃんも「出川さんと」来店約束

[ 2022年3月1日 05:30 ]

「牛宮城」のエントランスでポーズを決める宮迫博之(撮影・尾崎 有希)
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 昨年にお笑いコンビ「雨上がり決死隊」を解散した宮迫博之(51)が28日、スポニチ本紙の取材に応じた。きょう1日にオープンする焼き肉店「牛宮城」について「ようやくここまで来た。背水の陣という覚悟で臨みます」と決意を語った。

 東京・渋谷の宇田川交番近くのビル5階。宮迫は黒縁眼鏡にエプロン姿で登場。やや疲れた表情で「ここ1カ月は毎日試食。お肉のことで頭がいっぱいで、正直うんざりもしましたね」と苦笑いを浮かべた。

 これまでピンチは何度もあった。2017年には“オフホワイト不倫”が報じられ、19年には闇営業問題が発覚。「それらは全て身から出たさび。今回は全部自分の決断。経営も初めてで不安とワクワクがあります」と前向きな挑戦であることを強調した。

 元々ユーチューバー・ヒカルとの共同経営で昨年10月オープンを予定していたが、方向性が合わずヒカルがこのとき撤退。その間、約280万円の家賃を払い続け戦略を練り直してきた。台所事情は厳しくなり「腕時計を売ります…」と切羽詰まった様子をのぞかせることもあった。加えて共同経営者の男性が運営会社の株の半数を保有していたが、この日までに宮迫が100%の株主になったことも判明。文字通り成功も失敗も100%が自分に降りかかる。「僕の自己出資で結構な額を払っている。今はもう失敗を恐れず突き進む覚悟です」と現在はどこかふっきれた様子だ。

 高い客単価が見込めない若者の街で“大箱”の出店。リスクを指摘する声もある中「渋谷は若者の街から大人の街になる」という見立てで立地にもこだわった。「リーズナブルな商品から高級なものまで幅広く取りそろえている。他の店には出せないお肉に満足していただけるはず」。自信満々な表情は健在だ。

 3月分の予約はいっぱい。初日には江頭2:50(56)も来店予定で「ドタバタする時に江頭さんが来たらどうなってしまうのか」と予測不能な珍客には少々困惑気味。ただ元相方の蛍原徹(54)については「数日ほど前に電話をして、店が落ち着いた時に出川哲朗さんと来てくれるみたいです」と顔をほころばせた。「テレビのオファーがあればもちろん出る気持ちはありますが、今は牛宮城に全力投球です」。金と時間と労力を全て投入した一世一代の大勝負。その行方に注目が集まる。

 《ヒカル試食「うまい!」コラボ再開》宮迫とヒカルはこの日、それぞれYouTubeを更新。再びコラボすることを発表した。

 昨年のプレオープン前の試食会でたもとを分かつことになった2人。この時はヒカルが肉の品質などに苦言を呈していた。この日、ヒカルは再度試食を行った様子を投稿。牛タンなどに「うまい!」と納得の表情を見せた。

 「復活します。バチバチ宣伝しますよ」。牛宮城を再度PRすることを約束した。

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