【紅白リハ】石川さゆり「世代もジャンルも超える」 KREVA&MIYAVIコラボから「津軽」へ

[ 2021年12月29日 18:35 ]

<第72回NHK紅白歌合戦リハーサル>フォトセッションで笑顔を見せる(左から)KREVA、石川さゆり、MIYAVI(撮影・河野 光希)
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 大みそかの「第72回NHK紅白歌合戦」(後7・30)のリハーサル2日目が29日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、石川さゆり(63)が参加し、44回目の出場への思いを語った。

 石川さゆりは紅白で12回目となる「津軽海峡・冬景色」を熱唱する。「私、ほかにも色んな曲あるんですと話したことあるが、NHKの紅白を作るみなさんが、“でも紅白で津軽か天城越えを聞いて、蛍の光を聞いて、除夜の鐘がゴーンと鳴る。それが年越しの感じがするんです”と。みなさんが津軽や天城越えを聞いて1年を振り返って、紅白を聞いて、また来年頑張ろうと思ってくれるならうれしい。毎回、その年々の津軽を歌えたらと話してる。今年は、いろんな時代を経てもかわらない日本人の心意気や忘れてはいけないものを受け継ごうと、歌った曲もあるよということで、その流れで津軽を歌うことになった」と語った。

 今回はラッパーのKREVA(45)とギタリストのMIYAVI(40)が出演し、3人のコラボ曲である「火事と喧嘩は江戸の華」も披露される。リハでは「津軽海峡・冬景色」の前に、「火事と喧嘩は江戸の華」を歌った。KREVAは「さゆりさんに感謝している。狛犬1号の気持ち。さゆりさんに寄ってくる悪をたって、日本に景気を届けたい」と意気込み、MIYAVIは「ジャンル超えて、音でみてくれるみなさんに元気とどけたい。苦しい時代にパワーと気を届けられれば」と話した。

 石川は「『火事と喧嘩…』は3人で作ったアルバムの楽曲。KREVAさんが歌詞を素敵につくってくれた。どんな時代も忘れていけない日本の心、粋な心を持って、乗り越えていこうと歌っているので、3人で受け継いでいくもの、乗り越えていくもの、を歌って、津軽にとどけたい」とし、「音楽はこれくらい世代もジャンルも超える楽しさがあって、みんなが手をつないだら困難も超えられるんじゃないか。紅白は歌い手にとって、1年の締めくくりの音楽のお祭り。お祭りを楽しんで頂きたい」と話した。

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