高橋洋子 エヴァ主題歌でサプライズ予告「“あっ”て思ってもらえるのでは」

[ 2021年12月29日 05:30 ]

紅白歌合戦リハーサル

フォトセッションでポーズをとる高橋洋子(撮影・河野 光希)
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 大みそかの「第72回NHK紅白歌合戦」(後7・30)のリハーサルが28日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで始まった。55歳で初出場し、1995年発売のアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌「残酷な天使のテーゼ」を歌う高橋洋子は「“あっ”て思ってもらえるのでは」と本番でのサプライズを予告した。

 アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズの特別企画で、55歳にして初めて紅白の舞台を踏む高橋。リハーサルを終え「もう一生出られないのかなと思っていた。憧れの紅白だけに非常に感慨深く、うれしい気持ち」と語った。過去に高齢で初出場した歌手は多いが、26年前の曲で初出場するのは極めて珍しい。「残酷な天使のテーゼ」は「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズ第1作の主題歌。今年は新劇場版の最終作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が興行収入100億円超えの大ヒットとなったことで、紅白の制作陣が特別企画を設けた。

 白羽の矢を立てたのは、シリーズの公式アンバサダーで「26年間の生き証人」を自任する高橋だった。

 NHKが出演者を選定する3つの主な基準には「今年の活躍」という項目が含まれる。高橋もそれを知っているようで「(紅白は)その年に活躍した人とか、ヒットした曲が流れると聞いていたつもり。旬のものではないのかな、という思いもあったので、正直ビックリ」と、出場を知った瞬間を振り返った。

 「アニソンは国境を超える最強のパスポート。いろんな国の方が日本語で歌ってくださる。大勢の方に支えられた感謝を込めて、精いっぱい歌いたい」と世界に届く熱唱を誓った。「(エヴァを)見てくださってる方は、特にいろいろ“あっ”て思ってもらえるんじゃないかな。もう言えないです、ごめんなさい!」と“マル秘の演出”があることもにおわせた。

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2021年12月29日のニュース