萩谷麻衣子弁護士 HIS系のGoTo不正、申請11億円に「詐欺罪に問われる可能性が十分ある行為」

[ 2021年12月29日 14:57 ]

東京・六本木のテレビ朝日社屋
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 弁護士の萩谷麻衣子さんが29日、コメンテーターを務めるテレビ朝日「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜前10・25)に出演。国土交通省が旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)子会社2社とホテル運営会社JHAT(東京)による観光支援事業「Go To トラベル」の不正を巡り、申請のあった給付金と地域共通クーポンは計約11億4000万円との調査結果を発表したことに言及した。

 HISは28日、管理監督責任を怠ったとして、沢田秀雄会長兼社長ら取締役3人の減俸処分を発表した。子会社2社はミキ・ツーリスト(東京)とジャパンホリデートラベル(大阪市)。

 萩谷氏は「とんでもないと思います。詐欺罪に問われる可能性が十分ある行為だと思いますし、観光業界はどこも苦しくてまじめにやっていても倒産したという所もある中で、これだけ多額の不正受給というのは許されないと思います。コロナも2年目になって補助金支給のノウハウも培ってきたと思うので不正ができるだけないようなシステムをつくってほしいなと思います」と自身の考えを述べた。

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