林家なな子 初席の伝説のエピソードを披露!

[ 2021年12月27日 23:35 ]

初代林家三平師匠得意のポーズをとる林家なな子(左)と生島ヒロシ
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 落語家9代目林家正蔵(59)の弟子で、二ツ目の林家なな子(40)が27日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜前5・00)に出演し「初席」について語った。

 初席とは元旦から1月10日まで行われる寄席の興行。パーソナリティーの生島ヒロシ(71)から「初席とはどういうところが特別なんですか?」と聞かれ、なな子は「顔見せ興行という言われ方もしておりまして、寄席が最も賑わう時なんです。例年ですと、通常の入口からは入りきれずに、搬入口のようなところからもお客さんをドンドンどんどん入れてしまうという、それぐらいお客さんがいらっしゃいます」と笑顔で答えた。

 「たくさんいるのはお客さんだけではなくて、出演者もたくさん出るという時です。じっくり落語を聞くというよりは、寄席の雰囲気・違った姿を楽しんで頂きたいです」と続け、今年10月に亡くなった人間国宝で10代目柳家小三治さんが時間が押してしまったこともあり、高座に出て来て座布団に座ってお辞儀をしただけで帰って行ったという伝説のエピソードも話した。

 最後は生島のリクエストに応じて「まわり猫」の一席を生披露。なな子は来年1月3日、二ツ目専門の「神田連雀亭」の高座に立つ。

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2021年12月27日のニュース