福岡堅樹氏がラグビーと医学部合格を両立した考えとは 林修「学ぶべきところしかない」

[ 2021年6月27日 23:10 ]

<サントリー・パナソニック>サントリーに勝利し、スタンドの声援に応えるパナソニック・福岡(撮影・吉田 剛)
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 ラグビー元日本代表で今季限りで現役を引退した福岡堅樹氏(28)が27日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演。ラグビーのトッププレーヤーとして活躍しながら、今年2月に順天堂大医学部に合格し入学した。その生活や、勉強への秘訣を明かした。

 すでに大学では同級生から「堅樹」と気軽に呼んでもらっているという。祖父が内科医、父が歯科医という家庭に育ち、幼いころから医師になることを夢見ていた福岡氏。MCの予備校講師でタレントの林修(55)から、トップリーグでプレーしながら、受験勉強を行う二刀流について問われると「僕はむしろ、この2つがあったから、ここまでこられたと思っている。どちらか一方に専念してたら、ここまではなれていない」とキッパリ。「何か他の事と同時並行やりながらの方が、自分の中では効率よく物事を進められるという部分があった」と客観的に自己分析。「自分の適性にあっていた」と話した。

 「予備校に最終的に通わせていただきながら、オンラインとかも使いながら。トップリーグ1年目から4年目までの間は、東進のオンライン授業を受けさせていただいた」と福岡氏。勉強への工夫を問われると「僕自身のタイプが本当に短期集中型なので。集中力に関しては自信はあるんですけど、それが長く持続しないということがあった」とし「自分の特性として、短い時間で集中できるようにと意識してやってました」と話した。受験直前以外は「1日1時間くらいを一つの目安として、予習、復習をやって、何とかという形でやっていました」と話した。

 「客観的に自分がどうすべきかが分かるかどうかはすごく大事」とし、さらに「すぐに切り替えて、失敗を失敗のままで終わらせない。失敗もこの時点で成功と思えれば、それは失敗じゃないので。将来、自分の失敗が成功につながる秘訣だったと言えるように、その時すぐに切り替えて、次のことをやるようにしている」と語った。

 これには、林先生も「成功する人の言葉が順番に出てきた」と感嘆。「逆算思考。ゴールから逆算する」「自分のことを客観視する」「できないことに不満を言わず、できることを考える」と挙げて「学ぶべきことしかない」とうなった。

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2021年6月27日のニュース