さんま 子役時代に共演した花澤香菜に憧れる少女の涙に「芸能界、長いとこういう光景に出会うのか」

[ 2021年6月27日 11:54 ]

明石家さんま
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 お笑いタレント明石家さんま(65)が26日、パーソナリティーを務めるMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(土曜後10・00)に出演し、長い芸能生活の中でも珍しい不思議体験を語った。

 さんまは先日、歌番組のリハーサルに参加。そこには、声優・花澤香菜(32)が出演者として名を連ねていたという。さんまはかつて先生(MC)を務めていた「あっぱれさんま大先生」で、生徒役の花澤と長年、共演。18日放送のフジテレビ系「さんまのまんま」で再会し、思い出話を語り合っていた。

 リハーサルには、さんまが企画・プロデュースする劇場アニメ「漁港の肉子ちゃん」の主題歌「イメージの詩」を歌った稲垣来泉(10)も参加しており、さんまは「来泉ちゃんという『イメージの詩』を歌ってる10歳の子が、憧れ中の憧れらしいねん、花澤香菜ちゃんを。不思議な(気持ち)、自分の中では」と明かした。さんまが「あっぱれ-」で花澤と共演したのは、花澤がちょうど現在の稲垣と同じくらいの年齢。「その10歳の子が憧れる花澤香菜ちゃんがちょうど10歳の時に、僕が『あっぱれさんま大先生』(で共演した)っていう縮図ができるんですよ。それが不思議な、自分の中でも。芸能界、長いと、こういう光景に出会うのかという感じがして」としみじみ語った。

 さんまによると、稲垣は花澤のリハーサルの様子を見たいがために、予定より早く収録現場に来たという。「『どうしても見たい』と早く入って、わざわざ。憧れの人なんやね。俺の『あっぱれ-』の生徒に憧れる10歳の子って、想像付かないんですよ」。リハーサルを見た稲垣は、憧れの人の歌声を聞き、大泣きしていたという。「それで、リハーサルを見てて声を聞いただけでブァ~泣いて、うぉんうぉん泣いて」。感動の光景だったが、さんまは「10歳の健気な女の子が感動のあまり泣く姿を見て、50過ぎのおっさんが全員もらい泣きして」と、しっかりオチを付けていた。

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2021年6月27日のニュース