「ドラゴン桜」最終回 小池徹平&中尾明慶サプライズ出演!前作生徒役「本当にうれしい」「一瞬で戻れた」

[ 2021年6月27日 21:12 ]

日曜劇場「ドラゴン桜」最終回(第10話)。(左から)桜木(阿部寛)、緒方(小池徹平)、麻紀(紗栄子)、奥野(中尾明慶)(C)TBS
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 俳優の阿部寛(57)が主演を務めるTBS日曜劇場「ドラゴン桜」(日曜後9・00)の最終回(第10話)が27日に15分拡大で放送され、16年前の前作で生徒役を演じた俳優の小池徹平(35)と中尾明慶(32)がサプライズ出演した。小池と中尾は16年ぶりの再登場に喜び。モデルの紗栄子(34)とともに前作生徒役キャスト3人が揃い踏みした。

 <※以下、ネタバレ有>

 3人は東大合格の先輩として、今作の生徒たちにアドバイスを送るシーンに登場。小池は「まず、今回出られたことがうれしかったです。今作の第1話を放送で見た時は、まだ自分が出演できることは知らなくて…。でも『出たいな~』と思っていたことが実現して本当にうれしかったです」、中尾も「久しぶりに共演した皆さんと会えて、あの当時に一瞬で戻れましたね」と心境を明かした。

 阿部が主演を務め、2005年7月期に金曜ドラマ枠でヒットした学園ドラマの16年ぶり新シリーズ。前作は、経営難の三流私立校・龍山高校を舞台に、元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部)が落ちこぼれの生徒を東大合格へ導いた。今回の原作は、18年から週刊漫画誌「モーニング」(講談社)に連載されていた三田紀房氏の「ドラゴン桜2」。前作の原作「ドラゴン桜」(03~07年連載)の15年後を描くが、今作は現代の日曜劇場にふさわしいエッセンスを盛り込んだドラマオリジナルの物語が展開されてきた。

 阿部が伝説の弁護士・桜木役に再び挑戦。長澤が桜木の教え子・水野直美役を続投。水野は一浪して東大に合格し、弁護士資格を取得した。続編はドラマオリジナルの舞台・龍海学園の教頭・高原浩之(及川光博)が学園再建のため、桜木と水野を招き、幕を開けた。

 最終回は、共通テストを終え、瀬戸(高橋海人)は合格には非常に厳しいライン、藤井(鈴鹿央士)も思うように点数を取れず、文系への転向を余儀なくされた。東大専科から離脱した瀬戸に、桜木(阿部)は“あること”を告げ、藤井も一世一代の大勝負に出る。それぞれの決意を胸に、共通テストの結果発表の日がやってくる…という展開。

 そして、2次試験前日。東大の過去問27年分を解き終えた東大専科の生徒たちに、桜木がご褒美として“合コン”を開催。教室に入ってきたのは、かつての教え子・緒方英喜、奥野一郎、東大出身の人気タレントとなった小林麻紀だった――。3人は自分たちの経験を基に、2次試験当日の心得を伝授した。

 小池が演じたのは、前作特進クラスのムードメーカー・緒方役。厳しい父親(須永慶)を見返そうと、東大合格を目指したが、現役時は不合格。「オレはあきらめねぇぞ!何年経ったって、オレだって東大に入れるって証明してやる!」と桜木に誓い、その後、合格。卒業後は外資系コンサルティング会社で活躍している。

 中尾が演じたのは、前作特進クラスに最後に入った奥野役。前作最終回、双子の弟(水谷百輔)から渡された賞味期限切れのサンドイッチを食べてしまい、2次試験2日目におなかを壊すハプニングに見舞われたが、見事、合格。卒業後はトキワ自動車のエンジニアとして活躍している。ちなみに「トキワ自動車」は、19年7月期の日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」の舞台となった大手自動車メーカー。主人公・君嶋隼人(大泉洋)が勤め、ラグビー部「アストロズ」のGMを務めた。

 紗栄子が演じたのは、前作特進クラスの麻紀役。コギャル風ながら“現役東大生アイドル”の肩書を手に入れようと奮闘。現役時は不合格だったが、その後、合格。東大出身の人気タレントに成長した。新シリーズ初回(4月25日)に続く登場となった。

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