張本勲氏 MLBの粘着物質不正使用取り締まりに「ボールを変えた方がいい 滑らないような」

[ 2021年6月27日 11:08 ]

張本勲氏
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 野球評論家の張本勲氏(80)が27日、コメンテーターを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)にリモート出演。21日に始まった大リーグ機構(MLB)による投手の粘着物質不正使用取り締まりのチェックについて言及した。

 事前予告の検査だったため、違反者は出なかったが、ロブ・マンフレッド・コミッショナーは早々と「我々は正しい方向に試合を動かした」と自賛している。

 張本氏は「米国のリーグには、野球知ってる人がいるのかなあ」と首を傾げ、「大体ねえ、米国の野球はねえ、日本のボールよりもちょっと大きいのよ。で、よく滑るんですよ。滑るから松ヤニとかつけるんですよ。ですから、やるんだったらボールを変えた方がいい。滑らないようなボールをつくればいい」と指摘。

 そして、「今ねえ、投手をいくら調べてもダメですよ。今度は捕手がつけるから。捕手が受けて、ボールにつけて投げ返すから」と言い、「米国のルールはちょっとおかしいよ。激しいスライディングはダメだとか、本塁に還る時に捕手はベースの前でタッチしなくちゃいけないとか。野球知ってる人が中に入っとるんかねえ。ボールを変えてもらいたいわな」と自身の考えを述べた。

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2021年6月27日のニュース