末続慎吾 男子100メートルVで五輪出場の多田に「4年間、1億2600万秒をこの10秒に懸けていた」

[ 2021年6月27日 10:01 ]

末続慎吾
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 08年北京五輪の男子400メートルリレー銀メダルメンバーの末続慎吾(41)が27日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)にリモート出演。陸上の日本選手権男子100メートル決勝で優勝し、五輪出場を決めた多田修平(25=住友電工)について言及した。

 多田は、自己記録9秒台が4人、東京五輪参加標準記録10秒05を突破した5人が集結した「史上最高レベル」の男子100メートル決勝で10秒15(追い風0・2メートル)をマークして初優勝。3位・山県亮太(29=セイコー)とともに条件を満たして代表を決めた。

 末続は「彼は4年前、五輪には出られなかったので、そういう4年間、秒で換算すると1億2600万秒をこの10秒に懸けていたんだなっていう印象を感じました。喜び方がね、とても」とし、司会の関口宏(77)が「時間を秒で換算する感覚って、さすがだなあ」と言うと、「短距離選手はそういう生き方のなので」とサラリと話した。

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2021年6月27日のニュース