マツコ 芸能界入りで目指していた意外なタレント「私の性格では無理だと分かった」

[ 2021年5月30日 19:32 ]

マツコ・デラックス
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 タレントのマツコ・デラックス(48)が、30日放送のTBS系「週刊さんまとマツコ」(日曜後6・30)に明石家さんま(65)と出演し、かつて憧れていた意外なタレントの名を挙げた。

 番組では「悩みごとを相談したい芸能人ランキング」のアンケート結果を紹介。さんまは男性からの回答で7位だったものの、女性、全体では11位以下だった。結果を見たマツコは「いざって時はさんまさんに言うって決めてるのよ。それまでは自分で頑張ろうと思っているけど、どうしようもない時はさんまさんに相談しようと思いながら生きてる」と打ち明けた。

 さんまとテレビ番組などで共演し始めてから、10年以上が経過。マツコは「10年くらいさんまさんとお仕事させてもらってるけど、『ありがとう』という気持ちと、『何でこの人に会っちゃったんだろう?』という気持ちと半分」と、複雑な思いを吐露した。さんまとの出会いによって「変なスイッチが入っちゃった」というのが理由で、「私もっと、高田純次さん的に生きたかったの。テレビのお仕事を最初にいただいた時ね、目標にしてたのは高田純次さんのはずだったのよ」と明かした。

 高田といえば、ボケ倒す独特なユーモアでお茶の間を笑いに包む、緩いスタンス。そんな唯一無二の存在に、マツコは憧れを抱いていたが、さんまとの出会いで方向性がブレたという。「『高田純次さん的な感覚でテレビと向き合っていきたい』と思ってたら、この人絶対そんなの許さないじゃん?」と、さんまを指差して指摘。「高田純次さんが現れたんだったら許すけど、今から『高田純次さんに憧れてる』なんて言ったらさ、“バキウチ(説教)”されたわけよ?」と訴え、さんまを笑わせた。

 さんまが「ああいうふうになりたいのは分かる。高田純次さんとか、所ジョージさんとか。でも、すごい計算をしてらっしゃるのも事実」と話すと、マツコも「だから、なれないんだよね」とポツリ。「自分でも、私の性格では無理だと分かった。そういう時にたまたま、さんまさんと運良くお仕事させてもらって、やるんだったら…それも無理だけど、やっぱ『さんまさんを目指そう』と思った」と告白した。

 さんまから「マツコ、目指すところ間違ってる」と指摘されると、マツコは「いろいろ迷ってたら、ここにたどり着いちゃったのよ」と打ち明けていた。

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2021年5月30日のニュース