神田愛花 IOC“コーツ発言”に心が折れた「自分の国で五輪をやるという時、同じことを言えますか?」

[ 2021年5月30日 16:46 ]

フリーアナウンサーの神田愛花
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 フリーアナウンサー、神田愛花(41)が30日放送のテレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。国際オリンピック委員会(IOC)調整委員長、ジョン・コーツ氏(71=オーストラリア)の発言に、自身の「気持ちが折れてしまった」と明かした。

 コロナ禍での開催について是非が問われている東京五輪。神田は「もし五輪をちゃんと開催するのであれば、国民として前向きにとらえたいと思っていた」という。しかし、五輪の準備状況を監督するコーツ氏が「緊急事態宣言下であるかどうかは関係なく安全かつ安心な大会になります」とコメント。神田はその言葉に触れ、「今回のコーツさんの発言で、本当にその気持ちが折れてしまいまして」と漏らした。

 神田は「コーツさんはオーストラリアの方、コロナが世界に広がった時にどこの国よりも早く出入国の制限を厳しくした国」と指摘した。「今、日によっては感染者が一桁、そんなに少ないにもかかわらずオーストラリアはの家族の方やニュージーランドの方以外の渡航者を原則入国禁止に。日本よりも結構厳しい状態を保っている」と説明し、「自分の国で五輪をやるという時に、同じことを言えるんですか?ってすごい思います」と投げかけた。

 「本当に他人事ですよね」との声がスタジオに響く中、元宮崎県知事で衆院議員も務めたタレントの東国原英夫(63)も、「去年の3月、一番最初に(五輪を)延期にしましょうってのはカナダと豪州だったんですよ。そこから1年経ってこんなに言うことが変わるんだって、ビックリしました」と語った。

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2021年5月30日のニュース