田村厚労相 国民の来日オリパラ関係者への不安に「組織委員会がIOCと相談しながら決めているので…」

[ 2021年5月30日 15:29 ]

フジテレビ社屋
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 田村憲久厚生労働相が30日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。東京五輪・パラリンピックの開催について言及した。

 番組では、「あと54日に迫った東京五輪が今の感染状況で開催されたらあなたの不安は?」というアンケートを「人流拡大の不安」「来日関係者の行動等」「不安はない」の3択で実施。4万4319人が回答し「人流拡大の不安」が43%、「来日関係者の行動等」が46%、「不安はない」が11%だった。

 田村氏は、今後、来日する7万8000人のオリパラ関係者の行動チェックについて「一般の観戦客の方々ではないので自由の行動が許されているのではなくルールに則って行動いただくということなので、それをちゃんと担保できるかってことが大事で、それを国民の皆様に見ていただいて“ああ、これなら大丈夫だよね”って思っていただけるように説明しないといけないと思います。そうでなければ不安がどんどん大きくなってしまう。分からないということが1番不安なんですよ」と言い、「だからそういうことをこれから組織委員会に説明していただけるように政府として働きかけしたい」と話した。菅義偉首相による説明には「組織委員会がいろんなことをIOCと相談しながら決めているので、そこで決めたルールというものをしっかりと日本の国の政府として、どのような形でそれを支援していくか、そういうことを我々は説明していかなければならない」と話した。

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2021年5月30日のニュース