中居正広「慎吾と剛が40分遅刻したんですよ」 「古畑任三郎」出演時の裏話明かす 劇団ひとり絶句

[ 2021年5月22日 12:47 ]

中居正広
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 タレントの中居正広(48)が22日、番組MCを務めるテレビ朝日「中居正広のニュースな会」(土曜正午)に出演。心不全のため4月3日に死去した俳優の田村正和さん(享年77)とSMAPが「古畑任三郎」で共演した際の裏話を明かしつつ、故人を追悼した。

 通常は新型コロナウイルスの話からスタートすることの多い同番組だが、この日は冒頭で田村さんの訃報を取り上げた。そして、連続ドラマで共演経験のあるお笑いタレントの劇団ひとり(44)が「すごいですよね、あの方。本当にずっと田村正和さんじゃなかったですか?」と中居に語りかけると、中居も「うん」と同調。ひとりが「オンとオフがないというか、オフは絶対に見せない方というか」と続けると、中居も「徹底していましたね」としんみりと引き取った。

 ひとりによると、撮影とは別の稽古日のこと。ひとりら共演者はジャージなどを着て稽古に臨んだが、田村さんはダンディにロングコートを着用し、撮影以外でも“田村チェア”と呼ばれる椅子に座って離れた暗がりにピンスポットが当たった中で一人座っていたのが印象に残っているという。「で、田村さん専用のモニターがあって」(中居)「NGも本当に出さなかった」(ひとり)「徹底してる。でも、そういう役者さん、俳優さん少なくなってきたなぁ…ってね」(中居)と2人でしみじみと振り返った。

 そして、中居は1999年1月に放送されたフジテレビのスペシャルドラマ「古畑任三郎 VS SMAP」について触れ「リハーサルがあったんですけど。すごくえらい人もいっぱい来てて。局の人もそうだし、色々なえらい人が来て。顔合わせだったんですけども、慎吾と剛が40分遅刻したんですよ」と突然の裏話。あまりのトークの急激な展開に「なかなかですね…」とだけ口にしたひとりら共演者たちが絶句する中、中居は「…っていう話です」と結んで笑いを誘った。

 ひとりが「その時、田村さんがどうしたみたいな話とかないの!?」とツッコミを入れると、中居は「田村さんは別になんにもなかった…」と苦笑い。「すんごい音だったね。(2人が)入って来た時の音」と自ら手で机をバタバタと叩いて22年前の草なぎ剛(46)、香取慎吾(44)の靴音を再現すると「(2人とも)日頃そんなことなかったんですけども。(遅刻を)しちゃいけない、しちゃいけない、絶対してはいけない日だったんですよね。2人、きっちり40分」と懐かしむリーダーだった。

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2021年5月22日のニュース