お笑いコンビ・きつね「KOUGU維新」天下獲りいざ参らん!“2・7次元アイドル”「有吉の壁」で人気

[ 2021年5月22日 06:15 ]

ポーズを決めるきつねの大津(左)と淡路(撮影・佐久間 琴子)
Photo By スポニチ

 日本テレビ「有吉の壁」でブレーク中のお笑いコンビ「きつね」の生み出す変化球ネタ「2・7次元アイドル KOUGU維新」が人気を集めている。

 名刀を擬人化する2・5次元ミュージカル「刀剣乱舞」をヒントに、さまざまな芸人がプラスドライバーなどの工具に成り切ってネタを展開する内容。SNSで話題を呼び、昨年10月に音楽番組に登場。同12月にミュージカル公演も行い、今年1月には日めくりカレンダーも発売された。ネタは2人で考えているといい、ツッコミの大津広次(31)は「芸人同士楽しそうな姿がドリーム感があっていいのかな」と人気の秘密を分析した。

 2人のネタ作りの根底には、サブカルチャーへの深い愛と知識がある。「KOUGU維新」ではアニソンや松尾芭蕉の句など、多彩な文化が取り入れられている。相方の淡路幸誠(31)は「とにかく自分たちの好きなものを入れる。元ネタを知っている人が見て“こいつら浅くない”と思われるものを作りたい」と熱く語った。

 今月26日には、昨年12月にオンラインで実施された「最初で最後のミュージカル KOUGU維新±0 ~聖夜ヲ廻ル大工陣~」のDVDが発売。2人は「10年後に見ても面白い奇跡の作品。絶対に見てほしい」と力を込めた。

 ◆きつね 大津広次(おおつ・ひろつぐ)1989年(平元)7月24日生まれ、大阪府出身の31歳。ツッコミ担当。淡路幸誠(あわじ・こうせい)1990年(平2)2月14日生まれ、大阪府出身の31歳。小学1年生からの幼なじみ。14年から本格的に活動開始。昭和歌謡とエレクトロニカル・ダンス・ミュージック(EDM)を組み合わせた“パリピ漫才”などでも知られる。コンビ名はパリのハイカルチャーファッションブランド「メゾンキツネ」に由来。

続きを表示

この記事のフォト

2021年5月22日のニュース